おつかい・包丁いつから? 博報堂、小学生のコト始め年齢を調査
博報堂こそだて家族研究所の調査によると、「ひとり入浴」「その日着る服を選ぶ」「買う服を選ぶ」「包丁で料理」を、小学1年生の半数以上が経験していることが明らかになった。
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
博報堂こそだて家族研究所は、子どもを持つ家族の消費やライフスタイルについて調査している。「小学生のコト経験とコト始め年齢」に関する調査は、全国の小学生の子どもがいる20歳から49歳の女性を対象に実施。1,428名から回答を得た。調査期間は3月2日から9日。
調査は、日常生活での28の行動について1番上の子どもに何歳頃から経験させたかを回答してもらい、それぞれの経験率をまとめた。小学6年生までの経験率が50%を超えたのは、28項目中「ひとりで入浴させること」や「仕上げ磨きをやめること」「ガスコンロなどの火を使った料理をさせること」など13項目。博報堂こそだて家族研究所では、この13項目を「小3経験型」「小1経験済み型」「女の子特有型」の3つに分類した。
小学3年生で経験率が50%を超える「小3経験型」は、「ガスコンロなどの火を使う料理」「店で買い食い」「スーパーにおつかい」「仕上げ磨きをやめる」「ゲーム機器の通信機能を使わせる」の5項目。
また小学1年生の段階ですでに50%以上が経験している「小1経験済み型」は、「ひとり入浴」「その日着る服を選ぶ」「買う服を選ぶ」「包丁で料理」の4項目で、「その日着る服を選ぶ」と「包丁で料理」に関しては、小学1年生段階での経験率が7割を超えた。
ブラジャーや生理用品などの「フェミニンケア」の用意に関する「女の子特有型」の項目では、小学5年生以降に経験率が一気に増加、小学6年生で50%以上に達した。
また、男女別に見ると女子は「買う服・着る服を選ぶ」「UV・ヘアケア・スキンケア」などの身支度系、男子は「1人でおつかい」「1人で公共交通機関を利用」などの経験率が高い傾向にあった。
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