【英語ことわざ】9/8は「国際識字デー」…言葉の影響力を表すこの一言
9月8日は「国際識字デー」。国際識字デーとは、識字の重要性を知ってもらうことを目的に、1965年に国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)が制定した国際デー。今回紹介するのは、戯曲「リシュリュー」からの一言。直訳すると「ペンは剣より強し」。
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国際識字デーとは、識字の重要性を知ってもらうことを目的に、1965年に国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)が制定した国際デー。
ユネスコの調査によると、文字の読み書きができない「非識字者」と呼ばれる人々は、現在世界中で約7億8,100万人いると言われている。地域別で見ると、アフリカ地域の非識字者の割合が高く、貧困や差別などさまざまな理由で学校に通えない人々が多いことが予想される。
自分が文字を読めなくなったときのことを想像してみよう。どのような不都合が起きるだろうか。本が読めなくなるだけではない。たとえば、書かれている文字が読めず、農薬と薬の区別をつけられず誤飲する、文字が読めないことを利用されて不利な契約書にサインをさせられる―。こういったことは、非識字者が多い地域で実際に起きていることだ。文字を読み書きできないことは、私たちが考えているよりももっと深刻な問題なのかもしれない。
今回紹介するのは、そんな「言葉の影響力」を表した、イギリスの政治家・小説家であるブルワー・リットンの戯曲「リシュリュー」からの一言。直訳すると「ペンは剣より強し」。
さて、英語では何と言う?
A、The pen is mightier than the sword.
mighty(形)力強い
(比較級)mightier、mightiest
言葉は強力な武器となる。その武器をどう使うかは、自分次第だ。
《上野由貴》
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