指揮者・佐渡裕氏の“絵本”が登場「はじめてのオーケストラ」
小学館は10月下旬、指揮者の佐渡裕氏が手掛ける絵本「はじめてのオーケストラ」を発売する。歓喜の歌が有名なベートーヴェンの「第九」をテーマに、子どもたちがクラシックコンサートに足を運びたくなるようにとの思いが込められた一冊。1,500円(税別)。
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
2011年にベルリンフィルを指揮し、現在オーストリアを代表するトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督を務めている世界的な指揮者、佐渡裕氏。初めて絵本を手掛け、絵本画家のはたこうしろう氏のイラストと共に「宝石のような音楽体験」を作り上げた。
主人公の「みーちゃん」は6歳の女の子。父親は「指揮者」という仕事をしているが、どんなお仕事なのか、みーちゃんは知らない。物語では、みーちゃんが小学校にあがって初めて連れて行ってもらったコンサートホールでの時間が描かれており、小学館は「コンサートに行く前に、行ったあとにも楽しめる」としている。
発売は10月29日ごろを予定。コンサートの楽しみを、親子一緒に学べる本だろう。全国の書店やオンラインストアで取り扱う。
◆はじめてのオーケストラ
出版社:小学館
著・文/佐渡裕
著・絵/はたこうしろう
定価:1,500円(税別)
《佐藤亜希》
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