スクールTVが教育プラットフォーム化、学習状況把握ほか新機能搭載

 イー・ラーニング研究所は11月2日、小中学生向け無料動画教育サービス「スクールTV」に学習状況把握機能やゲーミフィケーション機能、グループメッセージサービスなどを追加し、無料動画教育サービスの教育プラットフォーム化を図ると発表した。

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 イー・ラーニング研究所は11月2日、小中学生向け無料動画教育サービス「スクールTV」に学習状況把握機能やゲーミフィケーション機能、グループメッセージサービスなどを追加し、同教育サービスの教育プラットフォーム化を図ると発表した。

 「スクールTV」は、学習習慣の定着を目的とした小中学生向けの無料動画教育サービス。全国の主要科目の教科書内容を網羅し、各地域の教科書の内容に沿って予習、復習できる。10月にはFindアクティブラーニングと協力し、自ら考える力を養うアクティブラーニング動画の配信も開始した。

 動画教育サービスのプラットフォーム化を目指し、新しく追加されるおもな機能やサービスは6つ。英単語や英熟語などの暗記をサポートする確認ツール「暗記チェック」や、学習ドリルで得点を獲得し、チーム毎に競い合い勝利を目指す「チームバトル」のほか、ダッシュボードで子どもの学習履歴が確認できる「学習状況把握機能」が搭載される。また、家族やチームのメンバーとグループチャットができる「グループメッセージ」も用意した。

 さらに、子どもが楽しく学習を継続できるよう、スクールTV内の学習度合いに応じて獲得できる「ラビポイント」の獲得機会を増加させ、「ポイント交換機能」も新たに追加する。

 スクールTVの利用は基本無料。イー・ラーニング研究所は、スクールTVの教育プラットフォーム化により、子どもたちが自主的にチャレンジし継続しやすい学習を推進するとし、提携出版社や塾、企業との連携により「保護者や子どもたちを、より深くサポートいたします」とコメントしている。

《佐藤亜希》

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