【大学受験2017】阪大「世界適塾入試」6学部で定員割れ
大阪大学は、新しい入試方式「世界適塾入試」の出願締切日である11月7日19時現在の出願状況を発表した。出願倍率は1.2倍で、全11学部のうち6学部で定員割れとなった。
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「世界適塾入試」は従来の筆記試験の成績だけでなく、高校での学びや活動の経歴も考慮し、意欲や能力など出願者を多面的・総合的に評価する選抜方式。「世界適塾AO入試」「世界適塾推薦入試」「国際科学オリンピックAO入試」から構成されており、学部・学科によって出願要件などが異なる。
世界適塾入試の最終出願状況は、「薬学部」が3.2倍ともっとも高く、「基礎工学部」3.0倍、「工学部」1.9倍、「人間科学部」1.4倍、「文学部」1.0倍が続いた。外国語学部と法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部は出願者数が募集人数を下回る定員割れとなった。
定員割れの場合でも、出願者の基礎学力や能力、意欲、適性などが基準に達していなければ不合格となる。合格発表は12月9日。欠員分は一般入試前期日程の募集人員に加えられる。
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