2016年国内スマホ市場、切替え進みプラス成長と予測
IDC Japanは12月14日、「2016年第3四半期 国内モバイルデバイス市場予測」を発表した。2016年第3四半期の国内モバイルデバイス出荷台数は、前年同期比7.4%増の1,157万台。2016年通年では、前年比1.3%減の4,731万台と予測している。
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2016年第3四半期(7~9月)の国内モバイルデバイス出荷台数は、前年同期比7.4%増の1,157万台となった。家庭市場の中心であるスマートフォンや、ビジネス市場中心のパソコンの出荷がプラス成長になったことが要因だとしている。
スマートフォンは、新製品のAndroidベースの携帯電話やAndroid端末の通信事業者向け出荷が好調に推移し、前年同期比18.8%増と出荷を伸ばした。また家庭市場向けのパソコンも、eCommerce経由での出荷が好調に推移したことで前年同期比並みの出荷となった。
一方、タブレットは家庭市場、ビジネス市場ともにマイナス成長となり、前年同期比14.6%減。家庭市場向けでは需要の低さからの買替えの長期化や、製品の入替え時期による出荷の減少が要因となった。
2016年通年の国内モバイルデバイス市場は、前年比1.3%減の4,731万台と予測。このうちスマートフォンは、家庭市場、ビジネス市場ともに従来型携帯電話からAndroidベースの携帯電話への切替えが進むことでプラス成長と予測している。
一方、パソコンは家庭市場の落ち込みの影響によるマイナス成長を予測している。ビジネス市場で買替えサイクルが戻りつつあるものの、家庭市場でパソコンの購買を促進する要素は少ないことが要因。同様に、タブレット市場でもマイナス成長を予測している。家庭市場ではキラーアプリケーション不在の状況が続き、大型スマートフォンとの競合によって出荷が進まない状況が続くとみている。
今後の見通しについて、IDC Japan PC, 携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの浅野浩寿氏は「家庭市場では従来型携帯電話からAndroidベースの携帯電話への切替えが進み、スマートフォン市場は活性化すると予測している。2016年の国内モバイルデバイス市場は前年比マイナス成長が予測されるが、徐々に回復の兆しが見え始めている」と分析している。
詳細は、IDC発行の「国内モバイルデバイス市場 2016年第3四半期の分析と2016年~2020年の予測」で報告されている。
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