1/9は成人式、はたちが一番読んだ小説ランキング…上位に新海誠

　「honto （ホント）」を運営する大日本印刷（DNP）とDNPグループの書店およびトゥ・ディファクトは、hontoサービス実施店とhonto.jpサイトで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとにした「2016年二十歳（はたち）が一番読んだ小説ランキング」を発表した。

教育・受験大学生

2017.1.5 Thu 14:45

　「honto （ホント）」を運営する大日本印刷（DNP）とDNPグループの書店およびトゥ・ディファクトは、hontoサービス実施店とhonto.jpサイトで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとにした「2016年二十歳（はたち）が一番読んだ小説ランキング」を発表した。1位は「小説君の名は。」（角川文庫）だった。

　「2016年二十歳（はたち）が一番読んだ小説ランキング」は、2016年1月1日～12月20日の期間において、hontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂とhonto.jpサイトで購入された書籍や電子書籍の販売データを対象に集計した調査。

　2016年はトップ10に映画原作「小説君の名は。」（角川文庫）をはじめとする新海誠作品が3つランクイン。上位作品はそれぞれ、1位「小説君の名は。」（角川文庫）、9位「小説言の葉の庭」（角川文庫）、10位「小説秒速5センチメートル」（角川文庫）。

　そのほか、2位は「君の膵臓をたべたい」（双葉社）、3位は「何者」（新潮文庫）。2016年のランキング結果について、honto総合書店広報担当の土佐氏は小説と映像化のメディアミックスの影響が現れたとし、「若者の読書離れと言われる中、本から発信され、映像化され、再び本に回帰してくるというサイクルができ、若者の心に本が響いているという証」が見られたとしている。

◆2016年二十歳（はたち）が一番読んだ小説ランキング
1位　「小説君の名は。」（角川文庫）
2位　「君の膵臓をたべたい」（双葉社）
3位　「何者」（新潮文庫）
4位　「また、同じ夢を見ていた」（双葉社）
5位　「植物図鑑」（幻冬舎文庫）
6位　「コンビニ人間」（文藝春秋）
7位　「羊と鋼の森」（文藝春秋）
8位　「夜は短し歩けよ乙女」（角川文庫）
9位　「小説言の葉の庭」（角川文庫）
10位　「小説秒速5センチメートル」（角川文庫）