キャンピングカーショー2017、注目は「フィアット デュカト」
幕張メッセで2017年2月2~5日に開催された「ジャパンキャンピングカーショー」。キャンピングカーに改造するベース車は様々だが、今回、ベースカーとして目立ったのが、フィアット『デュカト』だった。
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軽自動車や1BOXなど、国産車をベースにしたキャンピングカーが多い中、輸入車のキャンピングカーも増えてきた。輸入車のキャンピングカーというと、昔はアメリカ車が多いイメージがあったが、欧州車ベースも増えてきている。今回のキャンピングカーショーで、欧州車でベースカーとして使われていることが多かった車両がデュカトだ。
フィアット(FCAジャパン)のブースでは、純正の状態のデュカトが展示されていた。デュカトは元々が商業車だ。日本のミニバンと違うのは、運転席周りは豪華だが、荷室は骨組みだけ。断熱材すらなく、がらんどうだ。これならば、キャンピングカーとしての改造ベースとして使いやすいかもしれない。
あるビルダーに聞いたところ、欧米のキャンピングカーの7割がデュカトとのこと。荷室の広さは長さ3m80cm、幅1m80cm、高さ1m93cmと、キャンピングカーのベースとして使うには素質が十分だ。
今までのデュカトは並行輸入だが、正規インポーターがキャンピングカーショーに出展したことから、正規輸入の可能性が出てきた。キャンピングカーユーザーは今後が気になる1台だ。
【キャンピングカーショー2017】ベース車として注目…フィアット デュカト
《編集部@レスポンス》
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