電子マネーが出現、子どものお小遣い事情に変化の兆し
小学生のお小遣いは「100円以上500円未満」が多いことが、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」の調査により明らかになった。また、多くの家庭では「現金」を渡しているが、一部の家庭ではLINE PayやApple Payなど見えないお金でお小遣いを渡していることもわかった。
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子どものお小遣いに関する調査は、アクトインディが企画運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が、全国の子どもを持つ保護者417名を対象に実施したもの。調査期間は、1月4日~2月6日。子どもが2人以上いる場合は、1番上の子どもについて回答している。
子どもにお小遣いをあげているのは、0歳~2歳が12%、3歳~5歳が22%、6歳~8歳が36%、9歳~11歳が63%、12歳以上が72%だった。また、1か月あたりのお小遣い額は、5歳までは「100円未満」が最多。小学生は「100円~500円未満」が最多で、6歳~8歳で52%、9歳~11歳で38%だった。12歳以上になると、「1,000円以上」が約8割を占めた。
子どもにお小遣いをあげているのは「母」が83%ともっとも多く、「父」が41%と続いた。近年、祖父母から孫へお金が注がれる現象について「シックスポケット」と言われているが、祖父母からお小遣いをもらっているのは全体の1割程度。年齢層別に見ると、5歳までに多いことがわかった。
子どものお小遣いの使い方として、「貯金箱に貯めて楽しむ」は年齢を重ねるごとに下がる傾向、「欲しいものを買うために計画的に使う」は年齢を重ねるごとに上がる傾向にあった。また、「もらったらすぐ使う」や「銀行口座に入れて貯める」は、年齢に関わらずほぼ一定の割合で推移しており、性格的な要素が強く影響するのではないかと推察されている。
お小遣いをあげる手段は、96%が「現金」と回答。一方、SuicaやLINE Pay、Apple Payなどの「電子マネー」3%、「クレジットカード」1%と、見えないお金でお小遣いを渡している家庭もあることがわかった。
お小遣いをあげる悩みを聞いたところ、「金額」と「教育」についてあげる家庭が多く、「お小遣いの適正な金額がわからない」37%、「正しいお金の使い方について子どもにうまく教えることができない」20%、「お小遣いで買ったものを子ども同士で親に無断でやり取りしてしまう」9%などがあがった。また、「課金コンテンツ(ゲームのアイテム購入など)の抑制が効かない」「電子マネー経由の消費が見えない」という現代ならではの悩みもみられた。
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