FRaUは2022年から「考えよう!『ミライの地球』こどもプレゼン・コンテスト」を実施してきた。4回目となる今回は、夏休みの特別企画として2025年8月2日「FRaU×KANEBO こどもコンテストワークショップ」を開催する。4コマ編成の授業形式で、環境問題や多様性など、子供たちに知ってほしい社会の課題を楽しく学べる内容を予定している。
同ワークショップの目的は、子供たちが社会の課題に対する理解を深め、自分たちの考えをもつきっかけを提供することにある。FRaUは、国際連合サミットが掲げた「SDGs(持続可能な開発目標)」を背景に、持続可能な社会の実現を目指している。2022年からは、子供たちのアイデアを募集するコンテストを開催し、2030年に創造したい未来をテーマに、小学生から高校生までのアイデアを募集している。
今回のワークショップには、豪華な講師陣が登壇する。動物学者の今泉忠明氏は、「いきものジェンダー」をテーマに、珍しい「雌雄」のいきものや人間の性別の不思議についてクイズを交えながら解説する。また、今泉氏が動物学者を志したきっかけについても聞く予定だ。
お笑い芸人のバービー氏も講師として登壇する。バービー氏は、自身のコンプレックスや見た目に関する経験を振り返りながら、見た目が気になることや周りの人を認めあえる社会の大切さを語る。彼女の経験談を通じて、参加者は自分自身を受け入れることの重要性を学ぶことができる。
さらに、花王の化粧品研究所に所属する河崎梓氏は、メイクアップ化粧品の開発過程や、環境を大切にしたアップサイクル絵の具の活用について説明する。実際のメイクアップ用品とアップサイクル絵の具を見ながら、ものづくりのプロセスを学ぶことができる。
また、ごみ収集会社で清掃員として働きながらお笑い芸人としても活躍する「マシンガンズ」の滝沢秀一氏も登壇する。滝沢氏は「プラスチックごみ」をテーマに、ゴミの分別方法や資源としての可能性について解説する。参加者は、家庭での実践に役立つ知識を得ることができる。
ワークショップは、2025年8月2日に講談社で開催される。対象は小学生から高校生で、親子あわせて80名が参加可能だ。参加費は無料で、参加者には講師の書籍やKANEBOのアップサイクル絵の具で作られたメッセージカードが贈られる。
ワークショップへの応募締切は2025年7月13日午後11時59分まで。応募にはFRaU SDGs会員への登録が必要となる。詳細はFRaUのWebサイトで確認できる。
◆FRaU×KANEBO こどもコンテストワークショップ
日時:2025年8月2日(土)13:00~16:30
会場:講談社(東京都文京区音羽2-12-21)
対象:小学生~高校生(同伴の場合その保護者)
募集人数:80名(親子あわせて)
締切:2025年7月13日(日)23:59
参加費:無料
申込方法:FRaU SDGs会員への登録が必要