埼玉・松山高校、101人欠席…インフルエンザで学校閉鎖

 埼玉県立松山高等学校は4月18日、インフルエンザ患者発生に伴い、学校閉鎖を行った。全学年を対象に、4月21日まで臨時休業とする。授業再開は4月24日予定。在籍者数966人のうち、閉鎖時の欠席数は101人にのぼり、登校罹患者数は25人だった。

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 埼玉県立松山高等学校は4月18日、インフルエンザ患者発生に伴い、学校閉鎖を行った。全学年を対象に、4月21日まで臨時休業とする。授業再開は4月24日予定。在籍者数966人のうち、閉鎖時の欠席数は101人にのぼり、登校罹患者数は25人だった。

 松山高等学校は4月18日、学校Webサイトで「臨時休業(学校閉鎖)のお知らせ」を掲載。生徒と保護者に向け、学校閉鎖期間の公表と、家庭での健康管理について呼びかけた。松山高等学校は、臨時休業期間中は「原則として外出せず、家の中で過ごすようにしてください」と呼びかけ、やむを得ず外出する場合については「マスクを着用し、人ごみを避け、帰宅後は手洗いとうがいを徹底してください」と注意を促している。

 埼玉県感染症情報センターの4月19日発表によると、2017年第15週(2017年4月10日~4月16日)の県内におけるインフルエンザ流行状況は、定点当たり4.00人。定点医療機関からインフルエンザ1,027人の報告があった。

 なお、4月12日現在の国立感染症研究所感染症疫学センターによるインフルエンザ流行マップを見ると、2017年第14週(4月3日~4月9日)の定点あたり報告数は5.06となっており、第13週の定点あたり報告数6.78よりも減少傾向にある。

 日本では例年12月~3月が流行シーズンとされているインフルエンザ。厚生労働省は、予防には飛沫感染対策としての「咳エチケット」が大切だと説く。そのほか、外出後の手洗いや適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取が効果的だ。

《佐藤亜希》

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