法大、学生目線で編集した新入生向け「学び場ガイド」発行
法政大学学習環境支援センターは、新入生向けにキャンパスを紹介する「学び場ガイド」を作成し、春学期の学部別ガイダンスなどで配布を開始した。編集には各キャンパスで学ぶ学生が携わり、学生目線を生かした内容になっている。
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「学び場ガイド」は従来発行していた「学習施設ガイド」と「ピアネットガイド」を合冊して内容を一新した。A4判で全38ページ、発行部数は約1万部で、新入生を対象に配布を行っている。
制作にはプロジェクトを立ち上げ、ピア・サポート(仲間同士の助け合い)を取り入れた新しい学習サポートセンター「学習ステーション」を中心に、各キャンパスで学ぶ学生を公募。46人の学生が編集に参加し、「新入生目線でわかりやすい内容」「シンプルで見やすさ重視」など、先輩たちの学生目線が生かされているという。
キャンパスを徹底紹介と題し、各キャンパスを地図と写真でまとめた「学習MAP」を掲載。市ケ谷キャンパスでは、「勉強&憩いの場」をテーマに「チャレンジ」「みんな」「集中」「暇」にわけ、状況に合わせて使用できる施設を紹介。英語や外国文化に触れたいなら「Gラウンジ」がお勧めの場所とし、利用方法なども説明している。
そのほか、各学部の1日の生活をQ&A方式で紹介したり、大学のWebサイトの利用方法、専門性やスキルアップにつながる学習プログラムや講座をまとめている。さらに、先輩が教える学外施設として美術館や科学館のほか、学生スタッフ活動(ユニット)のネットワーク「ピアネット」についても詳しく記載している。
大学では、「学生目線」で学内の施設に着目すると、今まで気付かなかった施設の価値や新たな利用方法など多くの発見があったという。ガイドの発行で、「学び」の多様な側面を知り、キャンパスライフの充実につながることを期待するとしている。「学び場ガイド」はWebサイトでも公開している。
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