総務省、事例や導入方法を示す「教育ICTガイドブック」公開
総務省は6月30日、教育現場における教育ICT先進事例と手順をまとめた「教育ICTガイドブック Ver.1」と、事業者や自治体向けに参考となる事項を整理した「教育クラウドプラットフォーム参考仕様」を公開した。
教育ICT
先生
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
総務省は、平成26年度から平成28年度まで「先導的教育システム実証事業」として、「教育クラウドプラットフォーム」の実証を行った。教育クラウドプラットフォームは、時間や場所、端末やOSを選ばず、最先端のデジタル教材などを低コストで導入、利用、運用可能な点が特徴。今回公開されたふたつの資料は、実証に基づく成果などをガイドブックにまとめ、公表したもの。
「教育ICTガイドブック Ver.1」は、「事例編」で教育ICT先進事例を紹介。都道府県や市区町村の例の実例をあげ、教育ICTをどのように活用しているかを取り上げる。「手順編」では、クラウドベースのICT活用として準備から運用、検証まで、クラウドベースのICTを活用する実現プロセスを公開している。
「教育クラウドプラットフォーム参考仕様」は、教育ICTに係る実装・提供を行う事業者にとって参考となる事項を整理した「教育クラウドプラットフォーム等 参考技術仕様」と、当該仕様に準拠したものを始めとする教育クラウドプラットフォーム等を自治体等が導入・調達する際に参考にできる「教育クラウドプラットフォーム等 参考調達仕様」を作成した。参考調達仕様は、解説編も公開されている。
いずれの資料とも総務省のWebサイトで閲覧できる。
《佐藤亜希》
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