【夏休み2017】さきたま史跡の博物館、3つの自由研究テーマを提案

 県立さきたま史跡の博物館は7月20日から8月31日まで、自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」を開設する。小学校3~6年生の向けに、埼玉古墳群に関連した3つの題材を提案。エントランスロビーにて見本展示と資料配架を行うほか、研究の相談にも応じる。

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県立さきたま史跡の博物館
県立さきたま史跡の博物館 全 2 枚 拡大写真
 県立さきたま史跡の博物館は7月20日から8月31日まで、自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」を開設する。小学校3~6年生の向けに、埼玉古墳群に関連した3つの題材を提案。エントランスロビーにて見本展示と資料配架を行うほか、研究の相談にも応じる。

 埼玉県名発祥の地であり、埼玉県が誇る史跡「埼玉(さきたま)古墳群」。県立さきたま史跡の博物館は、史跡「埼玉古墳群」と国宝「武蔵埼玉稲荷山古墳出土品」をはじめとする貴重な文化財を将来にわたって確実に保存・管理し、活用を図ること、また、史跡や遺跡、関係資料の収集・保管・調査研究を進めることを基本的使命としている。館内では、古墳群から出土し、100年に1度の大発見と言われた国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」の実物のほか、各古墳から出土しためずらしい出土品を見学できる。

 自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」では自由研究の題材として、「埼玉(さきたま)古墳群の地図をつくろう」「国宝『金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)』の115文字を読んでみよう」「古代のアクセサリーを調べよう」の3つのテーマを提案。各提案内容は、埼玉県Webサイトに紹介されている。

 たとえば「埼玉(さきたま)古墳群の地図をつくろう」では、古墳群内を歩いて写真を撮り、博物館内で古墳について調べるなどして、地図上にまとめる。デジタルカメラと筆記用具、ノートを持参するとまとめやすい。 

 3つの題材は、博物館のエントランスロビーにて職員が作成した作品の見本を展示し、資料を配架する。また、必要があれば研究の相談にも応じてくれるという。申込不要、参加費は無料だが、付き添いの保護者らは入館の際に観覧料が必要。入館料は一般200円、高校生・学生100円。

◆自由研究相談窓口「調べてわかる埼玉(さきたま)古墳群」
開設期間:平成29年7月20日(木)~8月31日(木)9:00~17:00
※月曜日休館
場所:県立さきたま史跡の博物館(埼玉県行田市埼玉4834)
対象:小学校3年生~6年生
参加費:無料(付き添いの保護者などは入館料が必要)
入館料:小学生以下は無料、一般200円、高校生・学生100円
申込方法:申込不要
【提案内容】
・埼玉(さきたま)古墳群の地図をつくろう
・国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」の115文字を読んでみよう
・古代のアクセサリーを調べよう
※エントランスロビーに作品の見本を展示し、資料を配架する(研究の相談にも応じる)

《黄金崎綾乃》

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