孫正義育英財団、H29年度の支援人材96人を決定…最年少の「異能」は8歳
孫正義育英財団は7月26日、平成29年度に支援する「異能」人材を決定したことを発表した。8歳から26歳まで、96人が採用された。採用者はこれから準会員として1年間の認定を受け、活動実績を持って正会員の認定可否が判断される。
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孫正義育英財団は、原則応募時点で25歳以下の児童・生徒、学生などの若者を対象に、才能を発揮できる場の提供や留学支援、返済不要の奨学金付与を実施する一般財団法人。代表理事はソフトバンクグループ代表の孫正義氏。2月28日まで、日本に眠る「異能」の持ち主からの応募を受け付け、審査を重ねてきた。
平成29年度支援人材は全96人。起業して事業を行う大学生や、幼いころからプログラミングコンテストで優秀な成績を収めた実績のある中学生、ロボット開発を行う高校生など、さまざまな分野において高い志を持って取り組む若手人材が選ばれた。
採用された支援人材のうち最年少の中森萌(もゆる)さん8歳は、支援人材に選ばれたことについて「僕は研究者になる。そして、世界の人々の役に立って非常識なことを発見したい。」とコメント。9月からカナダ・バンクーバーでギフテッドプログラムに参加するという中森さんは「自分の目的は、人のためになることをすること」とし、「バンクーバーでの目標は英語で飛び級して、早く大学生になること」と語った。
U-22 プログラミングコンテスト 2014に最年少で入賞した経験を持つ菅野楓さん13歳も、支援人材に選ばれた一人。物語が大好きで、現在は自然言語処理の開発に取り組んでいるという。
国際脳科学オリンピック全英大会で優勝し、世界大会に出場した実績を持つ佐野めぐみさん18歳は、「9月から入学するスタンフォード大学では、脳神経の生理学的な解明だけでなく、人工知能の工学的な開発も学んで、神経科学を多様な角度から追究します」と述べ、支援人材に選ばれた喜びについて「財団から支援いただき、各分野で輝く会員の皆さんと交流することで、私の夢に向けた大きな一歩を踏み出せることに深く感謝しています」とコメントしている。
支援人材は今後、1年間の準会員期間中、渋谷キャスト2階に用意されたスーパーコンピューター、3Dプリンター、ドローン、VR・AR機器などの最新テクノロジーの利用が許可される。同スペースには書籍や論文、飲食物やワークエリア、個人スペースなどの設備も用意。1年後に正会員として認定されるべく、活動実績を残すことが期待されている。支援人材に給付される金額はそれぞれ、選考過程で個別に決定されている。活動支援金の普及は最長4年まで。
《佐藤亜希》
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