分野・エリア別1位は? THE世界大学ランキング日本版がリニューアル

 英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)とベネッセが運営する「THE世界大学ランキング 日本版」の公式Webサイトがリニューアルされた。分野別・エリア別の高スコア大学を、一目で確認することができる。

教育・受験 その他
THE世界大学ランキング 日本版
THE世界大学ランキング 日本版 全 5 枚 拡大写真
 英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)とベネッセグループが運営する「THE世界大学ランキング 日本版」の公式Webサイトがリニューアルされた。分野別・エリア別の高スコア大学を一目で確認できる。インフォグラフィックを導入し、大学データを視覚的に伝えることも可能になった。

 「THE世界大学ランキング 日本版」は、世界的な大学ランキング「THE世界大学ランキング」がベネッセをパートナーに、日本の大学における「教育力」の高さを国内外に伝えるランキングとして、2017年3月にリリースされた日本の大学ランキング。2017年の総合ランキング上位は、1位東京大学、2位東北大学、3位京都大学だった。

 日本版ランキングは、「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」という4分野と11項目で構成し、 大学の教育力を総合的に評価している。Webサイトのリニューアル後は、分野ごとにランキング高スコア順で大学を表示できるようになった。

 たとえば、分野別ランキングの「教育リソース」では東京都の東京医科歯科大学、「教育満足度」では秋田県の国際教養大学が首位など、それぞれで高いスコアを獲得した大学を一目で確認できるため、「総合ランキング」だけではわかりづらかった大学の魅力を知ることができる。

 また、「地元の大学の評価を知りたい」「オープンキャンパスの参加校選びに役立てたい」という高校教員の声に応え、全国7つのエリアのランキングを掲載した。北海道・東北、北関東・甲信越、首都圏、北陸・東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄のそれぞれのエリアで、総合スコアの高い大学を知ることができる。

 ランキングの大学名に添えられた292校の「大学プロフィール」では、ランキングデータや留学経験者の割合、全授業に占める「すべて英語で行われる授業(語学除く)」の割合など、大学の詳細なデータをインフォグラフィックを用いて表現した。情報をビジュアル化し、各大学の特徴を視覚的に把握しやすいよう工夫している。

 ランキング結果はすべて、THE世界大学ランキング日本版のWebサイトで閲覧可能。ランキングの指標についても説明されている。

《勝田綾》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集