講師は松林弘治氏、BBTの子ども向けプログラミング講座「p.school」

 ビジネス・ブレークスルー(BBT)は、小中高校生のプログラミング初心者を対象としたオンラインのプログラミング講座「p.school」を10月1日に新規開講する。開講時の「入門編」では、プログラミング言語「Scratch」の習得を目指した講義をオンラインで展開する。

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 ビジネス・ブレークスルー(BBT)は、小中高校生のプログラミング初心者を対象としたオンラインのプログラミング講座「p.school」を10月1日に新規開講する。開講時の「入門編」では、プログラミング言語「Scratch」の習得を目指した講義をオンラインで展開する。

 2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されるなど、近年子どもたちを対象としたプログラミング教育の必要性が増している。そうした状況を踏まえ、BBTは早い時期からプログラミング言語を習得する機会を提供するため、小中高校生向けのオンライン講座「p.school」を開講する。メーン講師を務めるのは、プログラミングに関する著書を多数出版し、インスタグラムの日本語化にも貢献したという松林弘治氏。

 カリキュラムは、開講時に実施する「入門編」のほか、「基礎編」「応用編」「発展編」「実践編」などを予定しており、全プログラムを2年間で修了予定。入門編でビジュアル的なプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を習得し、その後一般的かつ多様なプログラミング言語を学ぶことで、最終的により高度なプログラミングの構築に必要なコンピューターに関する原理原則を理解するための講座を提供するという。講義受講後に自身でプログラミングを完成させ、講義内容を体得するという形式で、実践的に学べる点も講座の特徴だ。

 講座は親子で一緒に学ぶことも推奨しており、子ども向けのプログラミング講座のほかに「見守り力」「ビジネスマネジメント講座」といった保護者向けの講義も提供する。ともに学ぶことで子どもの理解をより深めるとともに、保護者にも新たな視点の気づきを提供する。

 「p.school」の受講料は入会金1万円、受講料9万円(3か月分・税別)。申込みはWebサイトにて受け付けている。BBTでは、p.schoolでの学びを通して「母国語」「英語」「プログラミング言語」の3つの言語を自由に使いこなす「トリリンガル」の育成に取り組んでいきたいとしている。

◆オンラインプログラミング講座「p.school」
開講時期:2017年10月1日(日)※月1度開講
コマ数:プログラミング講義12コマ(ほか「見守り力」「ビジネスマネジメント講座」の講義あり)
標準学習時間:約30時間
対象:小中高校生(無学年制)
受講料:入会金10,000円、受講料90,000円(3か月分一括・税別)
担当講師:松林弘治氏(リズマニング代表)ほか
※2年間で全プログラム修了予定
※オンライン講座のため、受講には規定以上の性能のパソコンとインターネット環境が必要

《畑山望》

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