H29年度第2回高卒認定試験の出願者数確定…前年度比1.9%減の12,279人

 文部科学省は平成29年11月7日、平成29年度(2017年度)第2回高等学校卒業程度認定試験の出願状況を発表した。出願者数は1万2,279人。前年度同回(平成28年度第2回)の出願者数より1.9%、244人減少した。

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文部科学省 平成29年度第2回高等学校卒業程度認定試験出願状況について
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 文部科学省は平成29年11月7日、平成29年度(2017年度)第2回高等学校卒業程度認定試験の出願状況を発表した。出願者数は1万2,279人。前年度同回(平成28年度第2回)の出願者数より1.9%、244人減少した。試験は11月11日・12日の2日間、全都道府県の各会場において実施される。

 高等学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で高校を卒業できなかった者などの学習成果を適切に評価し、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられ、就職や資格試験などにも活用することができる。試験は年に2回実施されており、平成29年度は8月に第1回試験を実施。第2回試験は11月に実施する。

 平成29年度第2回試験は、平成29年8月31日~9月14日の期間に出願を受け付け、前年度同回比244人減の1万2,279人が出願した。平成29年度第1回と比較すると155人減となった。男女比をみると男6,261人、女6,018人。最終学歴別の出願状況は「中学校卒業」1,635人、「高校中退」5,671人、「全日制高校在学」1,705人、「定時制・通信制高校在学」2,561人、「高専中退」90人、「その他」617人。

 都道府県別出願状況では、東京1,968人、神奈川1,012人、大阪1,011人の3都府県が1,000人超えとなった。首都圏で前年度同回より出願者が増えたのは、東京85人と千葉15人。大阪は104人と大幅減となった。全都道府県のうち過半数を超える27道府県では出願者数が減少した。

 第2回試験は11月11日・12日に全国の都道府県47会場および全国の矯正施設94会場において実施される。12月7日には結果通知が発送される予定。出願状況の詳細は、文部科学省Webサイトで閲覧できる。

《畑山望》

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