公認会計士試験2017、合格率は11.2％…半数が学生

　公認会計士・監査審査会は平成29年（2017年）11月17日、公認会計士試験の合格発表を行った。合格者数は1,231人、合格率は11.2％で平成28年と比べて0.4ポイント増加した。合格者の50.3％は学生だった。

教育・受験大学生

2017.11.17 Fri 16:34

　公認会計士・監査審査会は平成29年（2017年）11月17日、公認会計士試験の合格発表を行った。合格者数は1,231人、合格率は11.2％で、平成28年と比べて0.4ポイント増加した。合格者の50.3％は学生だった。

　平成29年公認会計士試験は、出願提出者数が1万1,032人、短答式試験受験者数が9,416人、短答式試験合格者数が1,669人、論文式試験受験者数が3,306人、最終合格者数が1,231人。合格率（最終合格者数／願書提出者数）は11.2％で平成28年と比べて0.4ポイント増加した。

　合格者の平均年齢は26.3歳、最高年齢は62歳、最低年齢は19歳。合格者の性別は、男性が989人（80.3％）、女性が242人（19.7％）。

　合格者の学歴は、「大学卒業（短大含む）」が42.5％ともっとも多く、「大学在学（短大含む）」38.4％、「高校卒業」5.1％、「会計専門職大学院修了」5.0％、「大学院修了」4.1％、「その他」2.2％、「会計専門職大学院在学」1.8％、「大学院在学」0.9％が続いた。

　合格者を職業別にみると、「学生」が50.3％ともっとも多く、「専修学校・各種学校受講生」18.0％、「無職」11.1％、「会社員」8.6％、「会計事務所員」6.7％などが続いた。