英語教育研究センター、教育者に向けプレゼン動画公開

 日本英語検定協会 英語教育研究センターは2017年12月22日、これまでの委託研究や研究助成による研究成果の一部を解説した動画「Webショートプレゼンテーション」に、4本の新しい動画を追加した。また、2017年3月18日に開催された特別講演会の発表動画も公開している。

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Webショートプレゼンテーション
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 日本英語検定協会 英語教育研究センターは2017年12月22日、これまでの委託研究や研究助成による研究成果の一部を解説した動画「Webショートプレゼンテーション」に、4本の新しい動画を追加した。また、2017年3月18日に開催された特別講演会の発表動画も公開している。

  同センターは、日本人の英語力向上やこれからの世界を担う英語力を備えた人材の育成を目指し、2010年に設立された。おもに「委託研究」「英検研究助成」「英語教育に関する調査」を活動内容としている。

 Webショートプレゼンテーションは、同センターが委託したこれまでのさまざまな研究成果のうち、その一部を概要として10分前後の動画にまとめ紹介しているもの。小学校英語や小中連携をはじめ、CLIL(内容言語統合型学習)やEAP(English for Academic Purposes)などの学校現場の先生方に役立つ研究のほか、言語テストに関する研究や児童の第二言語習得についての研究、英語観の違いについての調査など、さまざまなテーマの研究成果について研究者自らが語っている。

 今回新たに追加した動画は、琉球大学教授 大城賢先生「日本における英語イマージョン教育の成果と課題」、清泉女学院短期大学准教授 薮田由己子先生「英検型スピーキングテストの量的分析からみた指導法の提言のための研究」、名古屋大学大学院在籍 後藤亜希先生「日本人英語学習者の聴解時の統語的一時曖昧文の処理における韻律情報の影響」、早稲田大学本庄高等学院教諭 赤塚祐哉先生「説得型プレゼンテーション能力の向上」の4本。

 また、2017年3月18日に開催された同センター主催「特別講演会」の動画も公開している。日本を代表する研究者・教育者の先生方の研究成果についての講演で、発表者ごとにまとめられた8本の動画が視聴できる。

《荻田和子》

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