【インフルエンザ17-18】全47都道府県で患者増、最多は宮崎県
厚生労働省は平成30年1月10日、第52週(平成29年12月25日~31日)のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり報告数は17.88で、前週の12.87からさらに上昇した。都道府県別では、宮崎県の45.14がもっとも多く、全47都道府県で前週より増えている。
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第52週のインフルエンザ定点あたり報告数は17.88、患者報告数は8万5,976人。第51週(平成29年12月18日~24日)の定点あたり報告数12.87、患者報告数6万3,774人からさらに増加した。
都道府県別では、宮崎県(45.14)が最多。大分県(35.12)、長崎県(30.51)、長野県(27.25)、岡山県(27.21)、福岡県(27.17)、沖縄県(26.91)など、全47都道府県で前週より増加している。
全国の保健所地域では、1道2府23県の70か所で警報レベル、1都1道2府41県の314か所で注意報レベルを超えている。国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ」を見ると、山形県と富山県を除く全都道府県が、警報レベルの赤色や注意報レベルの黄色で表示されている。
全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数は、推計約101万人で、前週の約66万人から増加。年齢別では、5~9歳が約20万人、10~14歳と40代が約13万人、0~4歳と30代が約10万人、20代と50代が約8万人、15~19歳などが約6万人。今シーズンの累積の推計受診者数は約259万人となった。
第52週にインフルエンザ様疾患により休校した保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校は全国で4校。学年閉鎖は17件、学級閉鎖は61件。冬休み期間のため、前週より減少したものの、前年(平成28年)同期よりも多い傾向にある。
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