前年度(平成29年度)の大学入試センター試験では、日本史Aで「妖怪ウォッチ」に登場するキャラクターが見られたことが話題になるなど、その出題内容は例年、注目の的だ。今回は、地理Bで「ムーミン」が扱われたという。
試験日第1日(1月13日)は、午前9時半から「地理歴史・公民」の2科目受験がスタート。一部の会場は大雪の影響で試験開始時刻を繰り下げている。午前11時半の終了後、Twitterでは出題内容に関するつぶやきが見られた。
日本史と世界史は易化、難化の意見が分かれており、出題内容に関する混乱は特に見られない。日本史Bでは、埼玉県深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」や熊本県の「くまモン」、静岡県浜松市生まれの「出世大名家康くん」らの名前があがったようだ。地理Bについては「ムーミン」が出題されたとして、「一番の難問」「笑った」などの感想が見られる。
センター地理B
— 絶 (@Zetsu_en) 2018年1月13日
話題(?)のムーミン問題 pic.twitter.com/MrZkiLRzht
「ムーミン」は、2015年に出版70周年を迎えた、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるシリーズ作品。ムーミンが扱われたと見られるのは、フィンランドに関するアニメーションと言語との正しい組合せを選択する問題。「ニルスのふしぎな旅」を例に、「ムーミン」「小さなバイキングビッケ」などの作品と正しい言語の組合せが問われている。
1日目はこのあと、午後1時から「国語」試験がスタートする。現代文と評論はどの作品が扱われるのか、こちらも注目だ。