ヤマハ、合唱授業・練習用デジタル音楽教材2月発売

 ヤマハは、合唱の授業や練習用のデジタル音楽教材「合唱練習vol.1」と「合唱練習vol.2」を2月中旬に発売する。Windowsパソコンやタブレットで画面を操作しながら練習を進めることができる。価格は4ライセンス版が各7,500円(税別)。

教育ICT 先生
ヤマハ「合唱練習vol.1」「合唱練習vol.2」教材イメージ
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 ヤマハは、合唱の授業や練習用のデジタル音楽教材「合唱練習vol.1」と「合唱練習vol.2」を2月中旬に発売する。Windowsパソコンやタブレットで画面を操作しながら練習を進めることができる。価格は4ライセンス版が各7,500円(税別)。

 デジタル音楽教材「合唱練習vol.1」と「合唱練習vol.2」は、正しくメロディを歌えるように、各パートの音程やリズムなどを理解する「音取り」の練習に適した4機能を搭載。楽曲の進行に合わせて楽譜上のどこを歌っているかをひと目で確認できる「楽譜同期機能」、苦手な部分を繰り返して練習したり、テンポを変えて練習したりできる「テンポ変更・リピート機能」、4つのパートそれぞれのON/OFFを切り替えて練習できる「パートON/OFF機能」、音の高さや長さを視覚的に確認できる「ガイド表示機能」がある。

 また、NHK東京児童合唱団ヴォイストレーナー・講師の北條加奈氏監修による動画を多数収録しており、歌う前に知っておきたい基本的な発声の知識からエクササイズまでを幅広くカバーしている。動画では、NHK東京児童合唱団の男子団員と女子団員による実演が収録されており、児童・生徒にとって身近な同年代の声をそれぞれの性別で学ぶことができる。

 「合唱練習vol.1」「合唱練習vol.2」にはそれぞれ、学校行事で使われる定番曲が15曲ずつ収録されている。「合唱練習vol.1」は卒業式でも歌われる定番曲を中心とした内容で、「合唱練習vol.2」は校内合唱コンクールなどで選ばれる人気定番曲を中心とした内容となっている。

 さまざまな練習に対応できるように、それぞれ「4ライセンス版」と「校内無制限ライセンス版」の2種類の提供形態を用意。「4ライセンス版」は、4パートに分かれての練習を想定したもので、校内の端末4台にインストールできるDVD-ROMを付属した書籍として提供。「校内無制限ライセンス版」はさらに幅広い利用を想定したもので、ストリーミング配信形式で提供。年間定額で校内のパソコンやタブレットに無制限に導入することができるため、複数のクラスにわたって同時に練習を行う場合などに適している。

 対応OSは、Windows10、Windows8.1、Windows7。「4ライセンス版」は、一般の書店、楽器店、インターネット通販サイトなどを通じて販売する。「校内無制限ライセンス版」は、内田洋行の教育コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」にて販売。

 価格は「4ライセンス版」が各7,500円、「校内無制限ライセンス版」が各年額1万5,000円(いずれも税別)。「校内無制限ライセンス版」の購入には、別途EduMallの利用契約が必要となる。

 「Smart Education System」のWebサイトでは、オンライン体験版や中野区立緑野中学校での活用事例動画を公開している。

◆デジタル音楽教材「合唱練習vol.1」「合唱練習vol.2」
【4ライセンス版】
提供形態:DVD-ROM付き書籍
提供経路:一般書店、楽器店、インターネット通販サイトなど
価格:各7,500円(税別)
発売日:2018年2月中旬

【校内無制限ライセンス版】
提供形態:ストリーミング
提供経路:EduMall(エデュモール)※別途、EduMallの利用契約が必要
価格:年額各1万5,000円(税別)
発売日:2018年2月上旬

【動作環境】
対応OS:Windows10、Windows8.1、Windows7
CPU:Intel Celeron 2957U 1.40GHz 以上推奨
必要メモリー:2GB以上
ハードディスク:1GB以上
そのほか:DVDドライブ(インストール版のみ)、オーディオデバイス
※「EduMall」で利用する場合は、別途対応ブラウザの確認が必要
※動作条件を満たしている場合でも、すべてのコンピューターでの動作を保証するものではない

《編集部》

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