【大学受験2018】国公立2次試験(前期)欠席率6.1%…京大・阪大などで前年増

 文部科学省は、平成30年度(2018年度)国公立大学2次試験前期日程個別学力検査について、1日目にあたる2月25日1時限目の受験状況を発表した。欠席率は前年度比0.1ポイント増の6.1%。北海道大学や名古屋大学、京都大学、大阪大学などで欠席率が前年度と比べて増加した。

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試験実施大学・学部数と欠席率
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 文部科学省は、平成30年度(2018年度)国公立大学2次試験前期日程の個別学力検査について、1日目にあたる2月25日1時限目の受験状況を発表した。欠席率は前年度比0.1ポイント増の6.1%。北海道大学や一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学などで欠席率が前年度(平成29年度)と比べて増加した。

 平成30年度(2018年度)国公立大学2次試験の前期日程個別学力検査が、平成30年2月25日より行われている。初日1時限目の受験状況は、国立81大学384学部で受験対象者18万5,729人、出席者17万5,438人、欠席者1万291人、受験対象者数に対する欠席者数の割合(欠席率)5.5%で、前年度(平成29年度)と変わらなかった。公立79大学165学部で受験対象者5万5,787人、出席者5万1,230人、欠席者4,557人、欠席率8.2%で、前年度の7.8%と比べ0.4ポイント増加した。

 初日の欠席率を大学別にみると、北海道大学は前年度比0.4ポイント増の2.8%、東北大学は0.9ポイント減の6.6%、東京大学は前年度と同じ1.2%、一橋大学は0.4ポイント増の1.0%、東京工業大学は1.4ポイント増の4.5%、名古屋大学は0.2ポイント増の7.3%、京都大学は0.1ポイント増の1.9%、大阪大学は0.5ポイント増の3.1%、九州大学は0.5ポイント減の3.8%。

 欠席率が高かったのは、筑波技術大学30.3%、新見公立大学18.0%、兵庫教育大学17.9%、上越教育大学17.6%、愛媛県立医療技術大学17.3%、香川県立保健医療大学16.7%、徳島大学16.5%、島根県立大学15.7%、室蘭工業大学15.5%、群馬県立女子大学15.1%など。

 前期日程の合格発表は、国立大学が平成30年3月6日(火)より順次行われ、東京大学と京都大学は3月10日(土)に行われる。

《工藤めぐみ》

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