千葉県、高校生の保護者向けにキャリア教育啓発リーフレット公開
千葉県は平成30年3月7日、高校生の保護者向けに作成した「家庭用キャリア教育啓発リーフレット」をWebサイトに公表した。高校生が職業観やキャリアプランを育むために家庭で取り組みたいことについて、高校生の現状にも触れながら、具体的にアドバイスしている。
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キャリア教育の重要性を保護者に理解してもらい、キャリア教育の視点に立った生徒への接し方などを伝えようと、千葉県教育委員会が高校生の保護者向けに「家庭用キャリア教育啓発リーフレット」を作成。県内の公立高校、特別支援学校高等部に在籍する生徒の保護者に配布している。
キャリア教育とは、ひとりひとりの社会的・職業的自立に向け、基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育。
リーフレットでは、キャリア教育のために家庭で取り組みたいこととして、「身に付ける」「磨く」「ふれる」「備える」という4つのキーワードを紹介。調査データをもとに高校生や若者の現状を伝え、子どものキャリア教育を育むための保護者の関わりや行動を具体的に勧めている。
たとえば、高校生の勤労観や職業観を磨くため、自分の仕事について話すなど、保護者の積極的な関わりを奨励。若者の中途退学や離職などの進路変更が増えていることから、困難な問題が起こったときに備え、相談機関や情報を知り、相談できる親子関係を築く必要性などを説いている。
「家庭用キャリア教育啓発リーフレット」は、千葉県のWebサイトからダウンロードできる。このほか、千葉県では小中学生の保護者向けに「家庭教育リーフレット」も作成・公表している。
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