新学期、低学年の7割以上「楽しみ」クラシエフーズ調査
小学校1年生から3年生の73.8%が、新学期になることについて「楽しみな気持ちのほうが大きい」もしくは「どちらかといえば楽しみな気持ちのほうが大きい」と回答していることがクラシエフーズの調査結果により明らかになった。
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新学期に向けた学校生活に関する意識調査は、「クラシエ 子どもとおかしのアンケート」の第4弾。2018年3月時点の小学校1年生から3年生の子どもとその母親400組を対象に実施した。調査期間は2018年3月2日から3月5日。
新学期について「楽しみな気持ち」と「嫌だなと思う気持ち」のどちらが大きいかを聞いたところ、「楽しみな気持ちのほうが大きい」29.3%、「どちらかといえば楽しみな気持ちのほうが大きい」44.5%と、計73.8%が「楽しみ」と回答。「1つ学年があがること」52.3%や、「新しいことを勉強できる」30.5%、「新学期になってクラスがかわること」22.8%などを楽しみにしていた。
一方、「嫌だなと思う気持ちのほうが大きい」6.0%、「どちらかといえば嫌だなと思う気持ちのほうが大きい」20.3%と、計26.3%が「嫌だ」と思っていた。不安なことには、「授業が難しくなりそう」45.8%、「宿題が増えそう」30.0%、「新学期のクラス替えで友達がかわること」25.0%などがあがった。
学校生活で楽しみな時間は「休み時間」29.0%がもっとも多く、「昼休み」25.5%、「給食の時間」22.3%、「特別授業など通常の授業以外の時間」14.8%が続いた。「授業の時間」という回答は3.3%で、特別授業の人気は普通の授業の約4.5倍であった。
好きな教科の1位は「図画工作」52.3%。2位「体育」41.3%、3位「算数」40.0%、4位「音楽」35.3%、5位「国語」30.8%だった。6位には「特別授業など通常の授業以外の時間」29.5%がランクイン。特別授業について、84.5%の児童が「好き」と回答しており、特別授業の人気の高さがうかがえる。
子どもが受けたい特別授業は、「モノづくり体験」50.5%、「お菓子作りや料理体験」41.8%、「職業体験」41.5%、「社会見学」32.8%、「自然体験」31.8%など。母親が子どもに受けさせたい特別授業は、「職業体験」64.8%、「モノづくり体験」63.8%、「社会見学」54.0%、「自然体験」51.3%、「お菓子作りや料理体験」41.5%が続き、社会について学ぶ授業を望む声が多かった。
特別授業を増やしてほしいかと聞くと、子どもは83.5%、母親は74.1%が「そう思う」もしくは「ややそう思う」と回答した。また、特別授業が子どもに良い影響があったと感じている母親は73.3%(「感じている」「やや感じている」の合計)であった。
給食は、子どもの78.0%、母親の65.8%が「好き」もしくは「やや好き」と回答。1番人気のあるメニューは、子ども、母親ともに「カレーライス」だった。子どもは「から揚げ」39.8%、「揚げパン」33.5%、「プリン」32.3%など、母親は「揚げパン」40.5%、「プリン」31.7%、「冷凍ミカン」30.9%、「シチュー」27.6%などが続いた。
給食のルールについて、「絶対に残さないように食べている(食べていた)」は母親44.5%に対して、子ども27.8%と16.7ポイントの差があった。子どもは「極力残さないようにたべている」40.8%、「食べきれない際や嫌いなものがある場合は残している」22.0%、「量が多いなと思ったら先に減らしてもらう」18.3%など、無理のない範囲で食べる傾向にあった。
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