国家公務員採用総合職試験2018、申込者が4.8%減少

 人事院は平成30年4月20日、平成30年度(2018年度)国家公務員採用総合職試験の申込状況を発表した。申込者数は院卒者試験と大卒程度試験の合わせて1万9,609人で、平成29年度と比べて4.8%減少した。

教育・受験 大学生
平成30年度総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)の申込状況
平成30年度総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)の申込状況 全 2 枚 拡大写真
 人事院は平成30年4月20日、平成30年度(2018年度)国家公務員採用総合職試験の申込状況を発表した。申込者数は院卒者試験と大卒程度試験の合わせて1万9,609人で、平成29年度と比べて4.8%減少した。

 国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)は、政策の企画・立案や調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。4月9日まで申込みを受け付けた。申込者数は1万7,428人で、平成29年度と比べて982人(3.8%)減少した。

 国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)は、政策の企画立案などの高度な知識や技術、経験を必要とする業務に従事する係員の採用試験。4月9日まで申込みを受け付けた。申込者数は2,181人で、平成29年度と比べて289人(11.7%)減少した。

 性別にみると、女性の申込者数は大卒程度試験6,324人と院卒者試験588人の合わせて6,912人で全体の35.2%を占め、総合職試験導入以降、7年連続で3割を超えるとともに、過去最高となった。

 系統別にみると、法文系は1万4,550人で平成29年度と比べて324人(2.2%)減少、理工系は3.752人で456人(10.8%)減少、農学系は1,307人で202人(13.4%)減少した。

 今後の試験日程について、第1次試験日は4月29日、第1次試験合格者発表日は5月11日午前9時、第2次試験日は筆記試験が5月27日、政策課題討議試験(院卒者試験のみ)と人物試験が5月29日~6月15日の間の第2次試験通知で指定する日時に実施する。最終合格者発表日は6月29日午前9時。

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集