東北大の新スパコン、愛称は「MASAMUNE-IMR」
東北大学は2018年5月17日、東北大学金属材料研究所計算材料学センターでは、2018年8月から運用を開始する新スーパーコンピューティングシステムの愛称を、仙台藩の藩祖・伊達政宗公にちなんだ「MASAMUNE-IMR」に決定したことを発表した。
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新しいスーパーコンピューティングシステムの愛称は、2018年2月から約1か月間一般公募を行い、応募総数486件から決定した。選ばれたのは、青森県十和田市の会社員の作品「MAterials science Supercomputing system for Advanced MUlti-scale simulations towards NExt-generation - Institute for Materials Research」。スーパーコンピュータの筐体パネルには、愛称の文字と、墨絵師の御歌頭(OKAZU)氏による政宗公のイメージが描かれている。
計算材料学センター センター長は、伊達政宗公にちなんだ愛称について「東北大学金属材料研究所のスーパーコンピュータで得られた材料科学に関わるマルチスケールシミュレーションの研究成果を、次世代に向けて仙台から世界へ広くアピールできるようにと、本愛称に決定致しました」とコメント。応募者に感謝を述べている。
東北大学・金属材料研究所・計算材料学センターのスーパーコンピューティングシステムは、日立製作所が導入したスーパーコンピュータと、並列計算・インフォマティクスサーバから構成されている。愛称決定にあわせ、金属材料研究所 計算材料学センターのWebサイトには、システム構成図およびシステムの性能が掲載されている。
《佐藤亜希》
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