忘れ物の発見に…東大生協「MAMORIO」販売、Spotも設置

 東京大学生協は2018年7月17日、紛失保険「あんしんプラン」付きMAMORIOの販売を開始することを発表した。6月30日には大学生協として初めて「MAMORIO Spot」を導入している。

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 東京大学消費生活協同組合本郷第一購買部(東京大学生協)は2018年7月17日、紛失保険「あんしんプラン」付きMAMORIOの販売開始を発表した。大学生協として「MAMORIO Spot」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を導入したのは初めてだという。

 「MAMORIO(マモリオ)」は、財布や鍵、バッグ、子どもの持ち物やペットなどに付けて利用する紛失防止タグ。MAMORIOが手元から離れると、いつどこで失くしたのかを専用アプリを入れたスマートフォンに送信する。「MAMORIO Spot」が設置されている駅や商業施設などのお忘れ物センターに届けられた場合は、MAMORIOの電波を受信し、紛失物が発見された位置情報が持ち主のスマートフォンに届く。

 東京大学生協は、MAMORIO本体に盗難・紛失保険が付帯されたオプションサービス「MAMORIOあんしんプラン」を販売する。料金は1デバイスにつき年間1,000円(税別)。最大補償金額はそれぞれ、財布が3万円、鍵・カバン・電化製品が2万円。

 東京大学生協は「あんしんプラン」付MAMORIOの販売開始にあわせ、2018年6月30日にMAMORIO社が提供する専用アンテナ「MAMORIO Spot」も設置。MAMORIO利用者の紛失物が東京大学内生協に届けられると、すみやかに発見情報がスマートフォンに送信されるという。

 「MAMORIO」および「MAMORIO Spot」についてはWebサイトで確認できる。「MAMORIO Spot」は2018年6月時点で相模鉄道グループ・東京地下鉄(東京メトロ)・小田急電鉄・京王電鉄などの一部駅事務室のほか、高島屋の一部店舗などに設置されている。

《佐藤亜希》

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