8/31は野菜の日…子どもの好きな野菜1位は「トマト」、嫌いな野菜は?

 バンダイが実施した調査によると、子どもの好きな野菜1位は「トマト(ミニトマト含む)」、嫌いな野菜1位は「ピーマン(パプリカ含む)」であることが明らかとなった。「トマト」は嫌いな野菜にも2位にランクインしている。

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子どもの普段の食事状況
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 バンダイが実施した調査によると、子どもの好きな野菜1位は「トマト(ミニトマト含む)」、嫌いな野菜1位は「ピーマン(パプリカ含む)」であることが明らかとなった。「トマト」は嫌いな野菜にも2位にランクインしている。

 「子どもの“食生活”に関する意識調査」は、バンダイが8月31日の「野菜の日」に向けて、3歳から中学3年生の子どもを持つ女性(子どもと一緒に回答できる人)800人を対象に実施したもの。調査期間は、2018年6月15日から17日まで。

 子どもの食事状況について、平日の朝・夜、休日の朝・昼・夜の各区分で「普段、誰と食事をすることが多いか」と聞いたところ、「家族全員が揃って食べる」家庭は、平日の夜は32.8%、休日の夜は平日の2倍以上の73.3%だった。そのほかの時間帯においても、平日に比べて休日は「家族全員」で過ごす割合が高いことがわかった。また、平日の朝は「1人で食べる」割合が13.6%と、そのほかの時間帯と比較して高い数字となった。

 「子どもの好きな野菜・嫌いな野菜」を聞いたところ、好きな野菜は、1位「トマト(ミニトマト含む)」20.8%、2位「きゅうり」11.5%、3位「ブロッコリー」8.3%、4位「じゃがいも」7.6%、5位「にんじん」7.0%など。簡単な調理だけで手軽に食べやすく、お弁当などでもよく目にする子どもにとって身近な野菜が上位にあがっていることがわかった。

 嫌いな野菜は、1位「ピーマン(パプリカ含む)」18.9%、2位「トマト(ミニトマト含む)」10.4%、3位「なす」8.1%、4位「きのこ類」7.0%、5位「ゴーヤ」4.6%など。ピーマンやゴーヤなど、独特の苦みのある野菜を苦手に感じる子どもが多い。また、好きな野菜のTOP10にランクインした野菜のうちの6種が嫌いな野菜のTOP10にもランクインしており、食べる頻度の高い野菜ほど好き嫌いを意識しやすいことがわかった。

 バンダイが2010年に実施した調査でも、好きな野菜1位には「トマト」、嫌いな野菜1位には「ピーマン」がランクインしており、TOP10の内容もほぼ変動がなく、8年の歳月の中で子どもの好き嫌いの傾向はあまり変わらないことがわかった。また、食事について子どもが「嫌なこと・困っていること」の2位には、「苦手な食べ物が多いこと」がランクインしており、子どもたちが苦手な食べ物を食べることに苦戦しているようすも見て取れた。

《桑田あや》

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