【大学受験2019】中央大、国際経営学部・国際情報学部を2019年4月開設

 中央大学は2019年4月、「国際経営学部」と「国際情報学部」の国際系2学部を新たに開設する。「国際経営学部」は東京都八王子市の多摩キャンパスに、「国際情報学部」は東京都新宿区の市ヶ谷田町キャンパスに開設。定員は300名と150名。

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中央大学 国際経営学部
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 中央大学は2019年4月、「国際経営学部」と「国際情報学部」の国際系2学部を新たに開設する。「国際経営学部」は東京都八王子市の多摩キャンパスに、「国際情報学部」は東京都新宿区の市ヶ谷田町キャンパスに開設する。定員は300名と150名。大学入試センター利用入試や英語外部検定試験利用入試を実施する。

 中央大学は2015年10月に中長期事業計画「Chuo Vision 2025」を策定し、「学部増設による総合大学としての魅力向上」「2大キャンパス体制の形成」「グローバル化の推進」「スポーツ振興事業」をおもな柱とした今後10年間の方針を定めた。このうち、「2大キャンパス体制の形成」では、2023年から24年にかけて同大学多摩キャンパスの法学部を、都心のキャンパスへ移転することが決定している。

 今回の「国際経営学部」と「国際情報学部」の2学部の新設も、「Chuo Vision 2025」に基づき実施される施策のひとつ。2019年4月の2学部開設をもって、中央大学の学部・学科は6学部24学科から8学部26学科へ増設される。

 国際経営学部は、「国際感覚の醸成」と経営学を中心とした「専門知識の体系的習得」を目的とした学修構成が特徴。クローバル共生社会を実現する力を有する人材を輩出することを目指し、設置科目の7割以上を外国語(おもに英語)による授業で実施する。基礎となる専門必修5科目は、英語による通常授業に加え、授業の内容をフォローし理解を深めるためのチュートリアル授業(使用言語:英語+日本語もしくは中国語)を実施する。1年次には海外短期留学を必修科目とし、早い段階から海外の企業活動や異文化に触れることで、語学と国際経営学の学修意欲を向上させる仕組みが整えられている。

 国際情報学部では、日々進化するICT技術が社会や人々に与える問題に対して、社会で活用するためのルールといった視点から解決策を導き、社会への実装の提案を目指す。ICT情報基盤、情報の法学、グローバル教養の専門知識を学ぶ「文系情報学部」として、将来の変化にも柔軟に対応できる力を身に付ける。また、情報社会をリードする産官学の現場から実務家教員を招へいし、官庁・グローバルICT企業・デジタルメディア企業など、第一線で活躍する人材から学ぶ環境を用意する。3・4年次には、最先端の情報や課題の解決策を学びながら実践力の修得を目指す学部だという。

 国際経営学部国際経営学科は入学定員300名、収容定員1,200名。国際情報学部国際情報学科は入学定員150名、収容定員600名。入学選抜方法は一般入試のほか、大学入試センター試験利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試を実施。国際経営学部では統一入試も行う。

 なお、国際情報学部は2018年9月8日と9日の2日間、市ヶ谷田町キャンパスにてオープンキャンパスを開催。学部ガイダンスや模擬授業のほか、ロボットプログラミング体験教室、個別相談などが行われる。参加には事前予約が必要。Webサイト「中央大学 受験生ナビ」のイベント情報から申し込む。

◆国際経営学部 募集要項
学部・学科名称:国際経営学部 国際経営学科
定員:入学定員300名、収容定員1,200名
場所:中央大学多摩キャンパス(東京都八王子市)
学位:学士(国際経営)
入学試験選抜方法:一般入試、大学入試センター試験利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試、統一入試

◆国際情報学部 募集要項
学部・学科名称:国際情報学部 国際情報学科
定員:入学定員150名、収容定員600名
場所:中央大学市ヶ谷田町キャンパス(東京都新宿区)
学位:学士(国際情報)
入学試験選抜方法:一般入試、大学入試センター利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試

◆国際情報学部オープンキャンパス
日程:2018年9月8日(土)、9日(日)10:00~17:00
場所:中央大学市ヶ谷田町キャンパス(東京都新宿区)
申込方法:Webサイト「Connect Web 中央大学受験生ナビ」から申し込む
※学部ガイダンス・模擬授業とプログラミング体験教室は1日2回開催。1回目と2回目は同一内容

《畑山望》

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