女子高生の約8割がインスタアカウントを所有、中学生も半数以上

 スマートフォンを持っている女子高生の約8割がInstagramのアカウントを所有していることが、プリキャンティーンズラボ by GMOの調査により明らかになった。投稿経験のある女子高生の3割以上が、「ストーリーズ」に毎日投稿していた。

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Instagramアカウントの有無
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 スマートフォンを持っている女子高生の約8割がInstagramのアカウントを所有していることが、プリキャンティーンズラボ by GMOの調査により明らかになった。投稿経験のある女子高生の3割以上が、「ストーリーズ」に毎日投稿していた。

 「Instagramに関する調査」は、GMOメディアが運営する10代女子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ by GMO」が実施したもの。スマートフォンを持っている女子中高生1,786名より回答を得た。調査期間は2018年8月8日から8月20日まで。

 Instagramのアカウントを持っている中学生は58.8%、高校生は76.9%にのぼる。また、所有するInstagramのアカウント数は、「1個」中学生74.6%、高校生60.5%、「2個以上」中学生25.4%、高校生39.5%と、中学生は4人に1人、高校生は約4割が複数アカウントを持っていることがわかった。

 Instagramの機能である「タイムライン」「ストーリーズ(ストーリー)」の閲覧頻度は、「同じくらい」が最多だったが、ついで「ストーリーズ」が「タイムライン」を上回った。閲覧頻度は、「1日に複数回」が73.2%と突出して多かった。

 投稿について、よく投稿するのは「ストーリーズ」41.8%、「タイムライン」15.4%。中学生は「どちらも投稿しない」34.6%がもっとも多く、高校生は「ストーリーズ」50.5%が最多だった。投稿頻度は、「タイムライン」が「月に1~3回くらい」41.0%、「週に1~3回くらい」19.5%の順に多く、「毎日投稿する」は13.2%。「ストーリーズ」は「毎日投稿する」と回答した人が32.6%おり、「週に1~3回くらい」と合わせると6割以上の女子中高生が週に1回以上「ストーリーズ」に投稿していた。

 投稿する理由は、「タイムライン」が「思い出を残しておきたいから」63.6%、「いいねがもらえるから」39.7%が多く、「ストーリーズ」は「その場のできごとや感情・感動を共有しやすいから」66.9%、「時間が経ったら消えるので(心理的に)投稿しやすいから」61.4%が多かった。

 投稿する内容は、「タイムライン」は「友達との写真や自撮り」59.2%、「スイーツ・カフェなど食べ物系」46.3%、「プリクラ」44.1%。「ストーリーズ」は「友達との写真や自撮り」45.8%、「今いる場所やしていることの動画」45.7%が多かった。スイーツやプリクラは「タイムライン」、今していることは「ストーリーズ」という傾向が見られた。

 また、学校行事を投稿する女子中高生は78.2%。「卒業式」や「体育祭・運動会」「修学旅行」「文化祭」が多く投稿されていた。

《外岡紘代》

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