【大学受験】6割以上の地方の受験生、大学受験の諸経費が「負担」
地方の受験生の65.5%が、受験料以外の交通費や宿泊費などを「とても負担」「やや負担」と感じていることが、シンドバッド・インターナショナルが2018年9月18日に発表した調査結果より明らかになった。
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
「受験にかかる費用に関するアンケート調査」は、首都圏・関西圏など都市部の大学を受験する予定、もしくは受験を経験した地方の受験生を対象に実施したもの。有効回答は139名。調査期間は2018年8月24日~9月2日。
受験料以外の交通費や宿泊費など諸経費の支出について、「とても負担」35.3%が最多。「やや負担」30.2%と合わせて65.5%が負担に感じていた。「普通」12.9%、「それほど負担ではない」15.1%、「まったく負担ではない」5.8%であった。
交通費は、「1万円以上~3万円未満」25.9%がもっとも多く、「5,000円以上~1万円未満」「5万円以上~10万円未満」各18.0%、「5,000円未満」13.7%、「3万円以上~5万円未満」12.9%、「10万円以上」7.9%と続いた。
宿泊費は、「1万円以上~3万円未満」18.7%、「3万円以上~5万円未満」12.9%、「5,000円以上~1万円未満」「5万円以上~10万円未満」各12.2%など。「10万円以上」という回答も5.8%あり、合わせて30.9%が「3万円以上」であった。
宿泊施設を決める際に不安に思うことを聞いた質問では、「受験会場までの交通の便」65.8%がもっとも多かった。見知らぬ土地で遅刻厳禁の受験に挑むにあたり、迷わず会場まで行けるか、どのくらい時間がかかるかなどを不安に思っているようだ。
遠方の受験生向けにあったら便利だと思うサービスとして、「地方会場での受験」と48.9%が回答。入試だけでも緊張や不安が付きまとうため、慣れた地方開催の受験会場が増えることが期待されている。
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