大阪市立高3校が再編、教育文理学科を設置
大阪市教育委員会は2018年10月2日、大阪市立高校3校の再編整備による新普通科系高等学校の設置理念と、3校の2020・2021年度入試の募集学科・学級数を発表した。
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
大阪市教育委員会は、普通科系高等学校の在り方について、2017年1月23日に提出された「大阪市高等学校教育審議会 第12次答申」に基づき、普通科系高等学校を再編整備し、「大阪を基盤とし、全国・世界で活躍できる人材の育成」に向け、大学などと幅広く接続・連携した新しい普通科系高等学校の開設について検討を行ってきた。
2017年7月14日の教育委員会会議で再編対象校と開校時期、開校場所、学級規模の方向性が決定した。再編対象校は、西高等学校と南高等学校、扇町総合高等学校の3校。開校時期は2022年4月(予定)、開校場所は扇町総合高等学校校地、学級規模は1学年6学級とする。
これまでの協議を踏まえ、2018年10月2日の教育委員会会議で再編整備による新普通科系高等学校の設置理念と設置学科(仮称)、コース(仮称)が決定した。設置理念は「高い志を持ち、さまざまな立場で教育に取り組む人材の育成」 「『チーム学校』を支える教育コミュニティの醸成」。設置学科は「教育文理学科(仮称)」、設置コースは「教職教育コース(仮称)」「国際文化コース(仮称)」「理数情報コース(仮称)」の3コース。教育内容や大学との接続・連携事業などについては、今後も引き続き検討していくという。
再編整備により、2020年度と2021年度高校入試の募集学科と学級数は、西高等学校が教育情報科2学級、南高等学校が英語探究科2学級、扇町総合高等学校が総合学科2学級。
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