神奈川県立高校、H32-35年度に8校を4校に再編・統合予定
神奈川県教育委員会は平成30年(2018年)10月1日、「県立高校改革実施計画(II期)案」をWebサイトに公開した。平成32~35年度(2020~2023年度)に、県立高校8校を4校に再編・統合予定。そのほか、質の高い教育の充実、学校経営力向上のための取組みなども示している。
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
神奈川県の「県立高校改革実施計画」は、平成27年1月に策定した「県立高校改革基本計画」に基づき、中長期を展望した県立高校改革に取り組むうえでの教育内容・方法、学校経営、県立高校の再編・統合にかかる具体的な計画として策定したもの。
実施計画期間は、平成28~39年度を目途に12年間としている。実施計画は、この期間全体にわたる改革内容を示すとともに、今後の展望を明らかにした実施計画(全体)と、計画期間を分割して具体的に取り組む施策内容や再編・統合の対象校を示す期別(I期・II期・III期)とにより構成している。今回計画案を示した II期は、平成32~35年度(2020~2023年度)の4年間。
この中で示す「県立高校の再編・統合」の取組みは、少子化社会における学校の活性化と質の高い教育の提供を目指して行われるもの。
II期に再編・統合を実施予定の高校は、瀬谷高校と瀬谷西高校、逗葉高校と逗子高校、厚木東高校と厚木商業高校、城山高校と相模原総合高校の8校。なお、 I期では12校を6校に再編・統合することが決定している。そのほか、再編・統合校を含めた課程・学科などの改編予定校についても掲載している。
資料にはこのほかにも、II期における質の高い教育の充実、学校経営力向上のための改善策や具体的な推進内容、各取組みの実施工程表などが40ページにわたって掲載されている。
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