エンタメ型英語教育の産学協同研究始動…学芸大附属世田谷小でキックオフ

 ファンファンラーニングと東京学芸大学、東京学芸大こども未来研究所は、ファンラーニング型英語学習コンテンツの産学協同研究を2018年10月18日より本格的に開始する。キックオフとして、東京学芸大学附属世田谷小学校にて英語ミュージカル公演を行う。

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マグナとふしぎの少女(イメージ)
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 ファンファンラーニングと東京学芸大学、東京学芸大こども未来研究所は、ファンラーニング型英語学習コンテンツの産学協同研究を2018年10月18日より本格的に開始する。キックオフとして、東京学芸大学附属世田谷小学校にて英語ミュージカル公演を行う。

 産学協同研究は、テクノロジーの発展とグローバル化が加速する新時代に対応したファンラーニング型英語学習プログラムの共同研究を目的としたもの。ファンファンラーニングが、「遊ぶようにワクワク学ぶ!」をコンセプトにアクティブラーニングとエンターテインメントを融合して開発した独自のファンラーニングメソッドを用いて、教育現場におけるファンラーニング型英語学習コンテンツの実践的・効果的な活用を目指す。

 共同研究のキックオフとして、10月18日に東京学芸大学附属世田谷小学校にてオリジナルミュージカル公演を行う。演目はオリジナル冒険ストーリー「マグナとふしぎの少女」。ある日突然現れた英語しか話せないふしぎな少女・レイと主人公の少年・カイが言葉の”壁”を乗り越えながら仲間たちと大冒険を繰り広げるという内容だ。ミュージカルは英語を用いてストーリー展開するだけでなく、プロジェクションマッピングを組み合わせるなどクリエイティブな要素も盛り込まれている。

 キックオフでは、ミュージカル公演後、英語学習アプリなどのファンラーニング型英語学習ツールの活用も実施。共同研究は2019年3月末までを第1期とし、ファンラーニング型の英語学習アプリをはじめとした英語学習ツールを実際の学校現場で継続的に使用し、学習効果の検証、教材ブラッシュアップのPDCAを行なっていく予定。ミュージカルは2018年末までに約50校での公演を予定している。

 ファンラーニング型英語学習ツールは、「マグナとふしぎの少女」のミュージカル、英語学習アプリのほか、英語授業用ビデオレターや英語“発音”かるたも順次運用開始する予定。子どもたちに夢中で遊ぶうちに自然と英語力を身に付ける、という新しい学習体験を提供する。

《畑山望》

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