年末年始、首都圏の高速道路渋滞ピークは1/2…昨年上回る渋滞予測
NEXCO東日本の関東支社およびNEXCO中日本の東京支社・八王子支社は、首都圏の高速道路における年末年始の渋滞予測を発表した。10km以上の渋滞がもっとも多く発生すると予測される日は、上下線ともに2019年1月2日。渋滞予測区間のほか、渋滞回避も呼びかけている。
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渋滞予測の対象期間は、2018年12月28日から2019年1月6日までの10日間。過去の年末年始の渋滞実績と最近の交通状況を踏まえ、関東甲信地方および静岡県内の高速道路における渋滞予測を取りまとめた。
10km以上の渋滞がもっとも多く発生すると予測される日は1月2日で、下り線6回、上り線19回。上り線では30kmを超える渋滞が3回起きると予測されている。期間全体では、下り線23回、上り線59回の合計82回。12月28日から1月4日までの期間で2017年度の渋滞実績と比較すると、上下線で10回渋滞が増える予測となっている。
25km以上の特に長い渋滞が予測されるのは、下り線で12月30日午前5時ごろと12月31日午前8時ごろの東名高速・伊勢原BS付近(ともに25km)。上り線では、1月2日午前9時ごろの東名高速・大和TN付近(40km)と1月2日午後2時ごろの東北道・久喜IC付近(40km)がもっとも長い予測。そのほか、1月2日正午ごろの関越道・高坂SA付近(35km)、1月2日午前10時ごろの中央道・小仏TN付近(25km)など。
こうした予測内容をもとに、高速道路各社は利用日や時間帯を変更するなど渋滞を避けた利用を呼びかけるとともに、特に長い渋滞の回避例について具体的に情報提供している。たとえば、1月2日の東北道上り線・久喜IC付近を先頭とする最大40kmの渋滞については、ピークの午後5時から午後6時を避け、栃木ICを午後2時以前または午後9時以降に通過することを勧めている。
また、積雪のある区間や突然の大雪に見舞われるケースもあるため、気象情報などを十分に確認し、スタッドレスタイヤでの走行に加えタイヤチェーンの携行を進めている。高速道路各社もさまざまな混雑対策に取り組んでおり、Webサイトで紹介するとともに、渋滞緩和につながる利用者の心掛けや安全のための注意事項も掲載している。
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