見えるかな?しぶんぎ座流星群 2019、見頃1/4夜明け前の観測条件は

 2019年1月4日にピークを迎える「しぶんぎ座流星群」。国立天文台によると見頃は4日の夜明け前の2、3時間。月明かりの影響はなく、流星数は空の暗い場所で1時間あたり最大30個程度と予想されている。

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 2019年最初の天体ショーで、三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」が、2019年1月4日にピークを迎える。極大時刻は4日午前11時ごろの予想で、国立天文台によると見頃は4日の夜明け前の2、3時間。月明かりの影響はなく、流星数は空の暗い場所で1時間あたり最大30個程度と予想されている。

 気になるのは天候だが、日本海側では雲や雪か雨の予報が多いが、太平洋側では晴れの予報が多く、観測のチャンスはありそうだ。気象庁が1月3日11時に発表した天気予報によると、4日午前0時から6時までは東京地方、大阪府、九州、四国は晴れで降水確率0%となっている。

 流れ星は空のいたるところに飛ぶため、できるだけ広く見渡すように観察するのがよいという。観察条件のよい地域では、しっかり防寒対策をして、家族揃って新年の夜空を見上げてみてはいかがだろうか。

 「しぶんぎ座流星群」は、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつ。「しぶんぎ座」は1795年にフランスの天文学者のジェローム・ラランドが設定した星座のひとつで「壁面四分儀」という計測機器から名付けられたもの。しぶんぎ座は1928年に国際天文学連合が選定した88の星座から外され、今ではりゅう座の一部となっているが、流星群としてその名前が残っている。

《綾瀬しづか》

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