習い事が続く理由「子どもの続けたいという気持ち」が最多

 小学生の子どもが習い事を長く続けている(続けていた)理由でもっとも多かったのは、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」66.3%であることが栄光ゼミナールの調査により明らかになった。

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習っている(習ったことがある)習い事、習ったことがない場合は興味の有無
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 小学生の子どもが習い事を長く続けている(続けていた)理由でもっとも多かったのは、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」66.3%であることが栄光ゼミナールの調査により明らかになった。

 小学生の習い事に関する調査は、小学1年生~小学6年生の子どもを持つ栄光モニター会員の保護者を対象に実施したもの。有効回答は467人。調査期間は2018年6月6日~6月20日。

 「水泳」「英語・英会話」「ピアノ」「体操」「サッカー」「そろばん」「ダンス」「空手・剣道などの武道」「バレエ」「書道」「理科実験」「プログラミング」「塾以外の学習系教室」の13の習い事のうち、子どもが経験したことがある習い事は、「水泳」83.2%、「英語・英会話」60.8%、「ピアノ」53.7%の順に多かった。一方、習ったことはないが、機会があればやってみたい(やってみたかった)習い事は、「プログラミング」59.8%、「理科実験」57.0%、「書道」54.0%の順に多かった。

 小学生の習い事を選ぶ際に保護者が特に重視したことを聞くと、「子どもがやりたがっているかどうか」81.8%が最多。このほか、「子どもの将来に役立ちそうかどうか」「曜日や時間帯の都合が合う」も半数以上の保護者が重視していた。

 小学生の間で一番長く続いていた(続いている)習い事について、長く続けられる理由を聞いたところ、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」66.3%がもっとも多かった。ほかには、「『続ける』ことに価値があるから(自信がつく、粘り強くなるなど)」27.8%、「目標や目指している水準があり、到達するまで続けることにしているから」25.9%、「上達したり成果が出ており、やめるのがもったいないから」24.8%などがあがった。

 習い事についての方針や悩み、経験談などを聞いた自由回答では、「習い事を選ぶ際に、苦手の向上をはかるか、得意を伸ばして苦手をカバーするか悩みます」「習い事と中学受験の勉強を両立するのが難しい」「体力をつけようと思って始めた水泳教室だったが、逆に体力が持たず子の負担になっていた」などの悩みや経験談が寄せられている。

《外岡紘代》

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