【インフルエンザ18-19】さらに流行拡大、最多は埼玉県
厚生労働省は2019年2月1日、第4週（2019年1月21日～1月27日）のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり患者報告数は57.09人で、全国的に流行が拡大している。都道府県別では、埼玉県が84.09人ともっとも多く、31都道府県で前週より増加した。
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インフルエンザの2019年第4週の定点あたり患者報告数は57.09人。第3週（1月14日～1月20日）の53.91人からさらに上昇した。全国における第4週の患者報告数は28万3,388人であった。
都道府県別では、埼玉県（84.09）がもっとも多く、新潟県（77.70）、千葉県（73.00）、宮城県（69.81）、神奈川県（67.94）、栃木県（67.00）、大分県（65.45）、長野県（64.72）、東京都（64.18）と続いている。31都道府県で前週より報告数が増加。全国で警報レベルを超えている保健所地域は全都道府県510か所にのぼる。
定点医療機関からの報告をもとに定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約222.6万。2018年第36週（9月3日～9月9日）以降これまでの累積推計受診者数は約764.1万人にのぼる。
患者の年齢別では、0～4歳が約26.9万人、5～9歳が約41.1万人、10～14歳が約29.0万人、15～19歳が約13.2万人、20代が約16.7万人、30代が約21.3万人、40代が約23.6万人、50代が約17.6万人、60代が約15.1万人、70代以上が約18.2万人。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況を直近の5週間（2018年第52週～2019年第4週）でみると、AH1pdm09（50％）、AH3 亜型（49％）、B 型（1％）の順に多かった。
インフルエンザ様疾患による全国の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校の休業施設数は、休校が122施設、学年閉鎖が1,906施設、学級閉鎖が6,900施設と、いずれも前週より増加した。
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