Z会中高一貫コース、新大学入試に対応した出題スタイルへ

 Z会の通信教育では、中高一貫校の新中1生から新中3生を対象とした「Z会中高一貫コース」を一新し、2019年3月より開講する。日々の学習の中で新大学入試対策が可能になる。申込みは、Z会Webサイトにて受け付けている。

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「Z会中高一貫コース」2019年度より一新
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 Z会の通信教育では、中高一貫校の新中1生から新中3生を対象とした「Z会中高一貫コース」を一新し、2019年3月より開講する。日々の学習の中で新大学入試対策が可能になる。申込みは、Z会Webサイトにて受け付けている。

 「Z会中高一貫コース」では、新大学入試で求められる力をより効率よく身に付けられるよう、これからの「出題スタイル」を先取りする形で教材を一新。「何か特別なことをしなくても、日々の学習の中で継続的に取り組むことで、新大学入試に対応する力が自然に身についている」といった理想を具現化した教材を提供するという。

 新しいZ会中高一貫コースについて、英語では文法学習で確固とした知識の土台を築き、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能に展開する。スピーキング教材を新たに加え、文法・読解・英作文・スピーキングのすべてにおいて、ふんだんに音声を導入し、耳からインプットすることでリスニング力を並行して高める。

 数学では、基本知識・技能とともに、問題を解くための「考え方」をしっかり身に付ける。そのうえで、数学をさまざまな場面で活用する際に必要な「思考力・判断力・表現力」を鍛える問題に挑戦できる。

 国語では、文章の趣旨を正確に理解する「読解力」と、理解した内容を的確に整理して伝える「記述力」の両方を鍛えるためのプログラムを導入。文章読解の際に着目すべき個所や、必要となる思考のプロセスを「見える化」し視覚的にとらえることで、読解・解答作成の手法を身に付けることができる。

 総合では、従来の教科の枠組みを超えたさまざまな切り口の問題を多様な観点から考え、深め、的確に他者に伝える表現力を鍛える。大学入試で問われる幅広い視野・知見や自分なりの意見を持って積極的に向き合っていく姿勢を養う。

 英語・数学・国語の添削問題のレベルは「一貫標準」と高度な応用・発展問題が中心の「一貫発展」から選べる。学習スタイルは、映像授業やデジタルの機能を紙の教材と組み合わせて学習できる「iPadスタイル」と「テキストスタイル」から選べる(総合はテキストスタイルのみ)。

 受講会費は、iPadスタイル・12か月一括払いの場合、英語・数学・国語は1か月あたり各講座3,484円、3講座セットで1か月あたり1万152円。申込みは、Z会Webサイトにて受け付けている。

《桑田あや》

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