【高校受験2019】兵庫県教委、学区ごとの学校紹介パンフレット掲載

 兵庫県教育委員会は2019年3月13日、2020年度公立高等学校入学者選抜に向けた学校紹介パンフレット「学びたいことが学べる高校を選ぶために」をWebサイトに掲載。各学区で出願できる公立学校の課程、学科別の特徴や入学者選抜制度について紹介している。

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 兵庫県教育委員会は2019年3月13日、2020年度公立高等学校入学者選抜に向けた学校紹介パンフレット「学びたいことが学べる高校を選ぶために」をWebサイトに掲載。兵庫県公立高校の課程、学科別の特徴や入学者選抜制度について紹介している。

 兵庫県の公立全日制高等学校は通学区域が定められている。パンフレットは学区ごとに、出願できる学校の情報を掲載。入学者選抜についても説明しており、目指す学科によって出願できる選抜方法を知ることができる。

 たとえば、第1学区(神戸市、芦屋市、洲本市、南あわじ市、淡路市)の通学区域には、全日制普通科(学年制)18校、普通科(単位制)3校、総合学科4校がある。連携型中高一貫教育校を除く普通科(単位制を含む)では、2月に特色選抜や推薦入学、3月に学力検査(複数志願選抜)を実施。推薦入学(コース)や特色選抜は居住地のある学区で出願となるが、単位制の推薦入学は県下全域から出願可能。学力検査については、学年制・単位制ともに居住地のある学区で出願となる。ただし、一部の居住市区町からは、隣接区域への出願が認められている。

 そのほか、パンフレットでは第1学区にある学校や隣接区域の学校を紹介。各学校の受検できる学科・コース・類型のほか、学校の特色、中学生に向けたメッセージ、学校WebサイトのQRコードが記載されている。県立神戸高校は、2月に総合理学科の推薦入学、3月に普通科の学力検査を実施。メッセージでは、普通科について「学校行事は自治会を中心に企画運営され、部活動を含め、校訓のもと自らが自らを鍛え磨くという校風」、総合理学科について「学校独自で研究開発した3年間のカリキュラム(授業、行事など)で、グローバル・スタンダードと規定した8つの力を大きく伸ばす」と伝えている。

 パンフレットは、兵庫県教育委員会Webサイトの高校教育課で公開されている。2020年度入試日程は、推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜・多部制I期試験が2月17日(一部の学校は2月18日にも実施)、学力検査による入学者選抜が3月12日に検査を行う。総合学科の実技検査は3月13日に実施する。

《黄金崎綾乃》

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