薬剤師国家試験2019、合格率1位は「九州大学」95.35%

 厚生労働省は2019年3月25日、第104回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は70.91%と前年(2018年)より0.33ポイント増加。新卒の合格率は85.50%だった。合格率を大学別にみると、「九州大学」が95.35%ともっとも高かった。

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第104回薬剤師国家試験 大学別合格率 上位10大学
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 厚生労働省は2019年3月25日、第104回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は70.91%と前年(2018年)より0.33ポイント増加。新卒の合格率は85.50%だった。合格率を大学別にみると、「九州大学」が95.35%ともっとも高かった。

 第104回薬剤師国家試験は、2月23日と24日に実施。出願者数1万5,796人、受験者数1万4,376人、合格者数1万194人、合格率70.91%で、前年(2018年実施第103回)の70.58%と比べ、0.33ポイント増加した。合格率を男女別にみると、男性が68.76%、女性が72.34%。合格率を設置主体別にみると、国立が85.40%、公立が88.15%、私立が69.85%。

 合格率を大学別にみると、「九州大学」が95.35%ともっとも高く、「金沢大学」95.24%、「名城大学」92.34%、「京都薬科大学」91.16%、「慶應義塾大学」90.70%が続いた。新卒合格率100.00%の大学は、九州大学と長崎大学、京都大学、東京大学の4大学。また、東北大学は既卒合格率が100.00%だった。

 合格者の受験番号は厚生労働省のWebサイトに掲載されている。

◆第104回薬剤師国家試験 大学別合格率 上位10大学
1位「九州大学」95.35%
2位「金沢大学」95.24%
3位「名城大学」92.34%
4位「京都薬科大学」91.16%
5位「慶應義塾大学」90.70%
6位「北海道大学」90.32%
7位「名古屋市立大学」89.77%
8位「静岡県立大学」88.78%
9位「東京理科大学」88.60%
10位「星薬科大学」88.51%

《工藤めぐみ》

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