産学連携における課題を解消、新会社「epiST」設立
AI・データサイエンスに強みを持つALBERT(アルベルト)の創業者である上村崇氏は2019年3月、「産学連携とオープンイノベーションで日本の科学技術を振興する」ことをミッションとして、「epiST(エピスト)」を創業した。
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
epiSTは、ビジネス(産)とアカデミア(学)における課題を解消するための「産学連携支援事業」と、技術系ベンチャー企業への投資とバリューアップを図る「投資育成事業」の2つの事業の軸で、アカデミアの技術振興をビジネスサイドから支援する。アドバイザリーボードとして、前人工知能学会会長で公立はこだて未来大学副理事長の松原仁氏と、セガゲームス代表取締役社長/COOで慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授の松原健二氏の2名を迎えた。
産学連携支援事業では、企業の技術ニーズを把握し、独自のデータベースから共同研究などの連携にふさわしい研究室をマッチングする「産学連携マッチングプラットフォーム」のほか、「先端技術内部化コンサルティング」「サイエンティスト採用支援」「産学連携ネットワーキングイベント」「産学連携推進メディア」を提供。ビジネスが抱える「技術系人材や先端技術に対する知見の不足」と、アカデミアが抱える「研究費や物的リソースの不足」というギャップ・アンマッチを解消する。
投資育成事業では、おもにサイエンスに強みを持つ大学発ベンチャーや研究者が中心となって創業した技術系ベンチャーへ投資し、ファンド出資者の企業のほか、産学連携支援事業で接点のある大学や企業との積極的な連携によるバリューアップを図るベンチャーキャピタルファンドを組成・運用する。また、企業の研究開発部門が保有する技術や事業のカーブアウトやスピンオフも支援する。
◆epiST
創業:2019年3月
所在地:東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH 3F
代表者:代表取締役社長/CEO 上村崇氏
資本金:5,000万円(資本準備金を含む)
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