「子供舞踊塾」待望の第2回企画公演を今秋開催…3-12歳の出演者募集

 2018年12月、国立劇場で舞台公演が行われ、業界内外から大きな反響を得た「子供舞踊塾」より、待望の第二回企画公演が開催決定となった。

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写真提供:子供舞踊塾
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2018年12月、国立劇場にて、舞踊家 有馬和歌子(坂東寛十胤)が代表をつとめる「子供舞踊塾」の企画公演『アーヤ物語』が開催された。同公演は満席の観客を迎え、業界内外から大きな反響を得て注目を集めた。



「子供舞踊塾」は、3歳~12歳までの子どもたちを中心にした舞踊教室で、"子供たちへ、日本の美と技術を"をコンセプトに、日本の伝統文化を子どもたちへ伝え、一生を通じて美しさを見る目を養う教育的アプローチを目的として運営されている。プログラムには日本舞踊業界に留まらず、企業や個人作家・アーティスト(過去実績:老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」、友禅作家 鈴木三千絵、「パレスホテル東京」の協力)などの異業種、異業界とのコラボレーションを展開するなど、斬新な取り組みも展開している。


今秋、10月22日(火・祝)に待望の第二回目の企画公演が決定し、日本橋公会堂にて昼夜2回公演を開催する予定だ。有馬和歌子(坂東寛十胤)の父で日本舞踊家の坂東寛二郎による「七福神」に始まり、子供舞踊塾生らが口上(こうじょう)に挑戦する他、古典舞踊をメドレー形式で披露し、有馬和歌子(坂東寛十胤)の「新鹿の子」などの演目を構成する。

現在、3歳~12歳までの子どもを対象に、定員30名の出演者を募集中だ。日本舞踊というと敷居が高いイメージがあるが、事前知識も経験も問わない。同塾の子どもたちの大半が日本舞踊に初挑戦だ。約半年間の稽古の成果を本格的な舞台で観客に披露する経験は、同塾ならではのプログラムの醍醐味だ。



また、本公演には日本舞踊業界以外の企業からも注目されており、子供舞踊塾との取り組みに共感する他業界からの協賛企業も続出。今後の同塾とのコラボレーションの展開にも期待が寄せられている。

日本の伝統文化を子どもたちへ 「子供舞踊塾」待望の第二回企画公演を今秋開催!

《text:Miwa Ogata》

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