もう「英語ができないやつ」とは言わせない! 出口治明氏(APU学長・ライフネット生命創業者)も絶賛の革命的な英語学習法とは

 「APUで学んだ人たちが世界を変える」という“2030ビジョン”を掲げる出口治明氏が、日本の英語教育に革命を巻き起こすMIT出身の女性起業家、白川寧々氏と語る、5歳から100歳まで、日本にいながらお金もかけずにネイティブ並みの英語が身に付く方法とは。

教育・受験 中学生
立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明氏と著者のMIT(マサチューセッツ工科大)出身 女性起業家 白川寧々氏
立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明氏と著者のMIT(マサチューセッツ工科大)出身 女性起業家 白川寧々氏 全 3 枚 拡大写真
 ライフネット生命の創業者であり、歴史や教養に関する多くのベストセラーで文筆家としても知られる出口治明氏。2018年1月からは、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を務めている。Times Higher Educationによる最新の大学ランキングによると、APUは西日本No.1の私大、全国の私大でもトップ5に2年連続して選ばれ、その多文化空間での教育は、今、広くアジア全域からも熱い注目が注がれている。

 「APUで学んだ人たちが世界を変える」という“2030ビジョン”を掲げる出口氏が、日本の英語教育に革命を巻き起こすMIT(マサチューセッツ工科大)出身の女性起業家、白川寧々氏と語る「5歳から100歳まで、日本にいながらお金もかけずにネイティブ並みの英語が身に付く方法」とは。

「ふつうの日本人は英語ネイティブになれない」はウソだ



出口氏:実は僕は英語がど下手なんです。多くの日本人がそういうコンプレックスをもっていると思います。ということは、今まで日本で教わってきたやり方っていうのは役に立たないんだということを示していますよね。

白川氏:残念ながら、そうなんです。私は日本のやり方を無視して独学で英語を学び、渡米しました。しかし、10年後になっても事態は変わらないと聞いて、怒りが湧いてきたんです。そのとき、MIT(マサチューセッツ工科大学)のビジネススクールに在学中だったので、学内の社会起業ファンドにその問題点を訴えたら、「これで日本の英語教育をよくしてきて」といって5,000ドルを渡され、会社を立ち上げました。そこで、「ふつうの高校生」が「ほんとうに使える英語」を身に付けられる方法や英語で思考する方法を開発し、これまで2万人以上の中高生や大学生にその方法を教えてきました。

出口氏:その「ネイティブ・マインド」という英語習得法をまとめた本「英語ネイティブ脳みそのつくりかた」を今回出版されるということで、早速読ませてもらいました。感想は、まずひと言で言うと、ほんまに面白かった(笑)。「ネイティブ脳みそ」、これはめっちゃええ本やなと思いましたね。本の冒頭に「ふつうの英語本ではない」と言い切っていて、今までの英語本ではあかんという前提で書かれている。もっと早く読んどきたかったなぁって思いましたよ。文科大臣にも渡したい。英語は嫌いやとか、英語なんてなんで勉強しないとあかんのやと思ってる人たちに、ぜひこの本を読んでもらいたい。

白川氏:ありがとうございます。日本の英語業界はダイエット業界と同様、市場はものすごく大きいのに、英語がマスターできない状態が続くから儲かる、という現状もどうにかしなくてはいけないと思いまして。

出口氏:日本人は「英語の勉強」に年間8,600億円もかけているけれど、これがまったく役に立ってへんということですよね。

白川氏:この本では「ふつうの日本人は英語ネイティブになれない」という思い込みを打破したいと思っています。私は国際的に活躍できる人になりたくてアメリカの大学を目指していたので、英語を母国語と同じように思いどおりに操るようになれるということは最低条件でした。それで自分自身が本屋に行って沢山の方法を読んだり試したりしてみたんだけど、どれもそこまで上達する前提には立っていないので役に立たない。でも、自分でどうしたらいいかものすごく試行錯誤したら、手探りだったけどどうにかなったんですよ。でも日本では私のその経験から10年経っても「自分はふつうの日本人だから、英語は一生無理」「お金がないから、英語は一生無理」って思ってる人たちが多くいて。英語さえできれば、今よりも沢山活躍の幅が広がるようなユニークなスキルをもっている人もたくさんいて、実にもったいなかった。その状況に異議を唱えたくて、「世界を生き抜く武器として、お金をかけず、できるだけ楽しく、ネイティブ並みの英語を手に入れる」ための方法「ネイティブ・マインド」を編み出しました。私が独学で身に付けた英語は、アメリカの大学に進んでからどうもしっくりこない部分もあったので、「ネイティブ・マインド」ではそういったところの教訓も盛り込んでいます。

「英語ネイティブ脳みそのつくりかた」(白川寧々 著)より

身の回りを英語にする“ポストイット”ペタペタ作戦



出口氏:日本語という母国語で生きている人生には、知識のほかに、生活や経験、思想、学問や教養など、色々な要素が含まれています。だから本来、英語を使って生きるということも、英語で自分の身の回りの生活や思考を再構成しなければ、言語の知識としての英語だけがあっても全然足りない。けれど、僕らが学校で教わっている英語って、文法知識の部分だけ。それ英語じゃないんだよねっていう指摘は、あぁほんまにそのとおりやなと思いました。

白川氏:英語って本当は「自分が主役でなんぼな学問」なのに、教科書を理解するだけではいつまでも自分のものにはならないんです。それが抽象論で終わっちゃいけないなと思い、どうやって具体的に実践するかをまとめたのが「ネイティブ・マインド」のステップです。本のタイトルの「英語ネイティブ脳みそ」って、この「ネイティブ・マインド」が実現する世界を、愛嬌溢れる表現にしただけなんです。

出口氏:まずステップ1では、身の回りにあるものを英語にして、ポストイットをペタペタ貼っていく。自分の周りの世界を英語にする、見える化だよね。これは簡単にできるし、ものすごく役に立つと思います。そして、英語脳内ぼやき(笑)。

白川氏:私は本の中で、ルー大柴さんにちなんで「ルー語」と呼んでいます。ルーさんの「一寸先はダーク(=闇)」とか「転ばぬ先のスティック(=杖)」ってあれ、テンションがおかしいと思われるかもしれないんだけど(笑)、これが意外と効くんですよね。いきなり全部英語じゃなくていい、というのでハードルを下げました。

出口氏:ルー語をはじめ、寧々さんがいう「適当でいい」っていうのも最高やね。勉強は、完璧にしようと思ったら面白くなくなる。楽しくなければ人間は何事でも続けられないので、適当でいいっていうのを子どもたちにもっと伝えていきたいですね。

白川氏:英語という教科は、ともすれば、減点法に走りがちなんですよね。私は今でも文法は苦手だし、英語という教科は嫌いです。けれど「適当でいい」から始めて、最終的には留学のための英語のTOEFL試験はほぼ満点が取れたし、アメリカで大学も大学院も卒業したし、今は口を開けば「アメリカ育ちか?」と聞かれます。今はお金をかけて留学しなくても、英語ネイティブにアクセスできるツールなんてたくさんあるので、彼らの真似をしながら徐々に自分の型を整えていけばいいんです。そういえば出口さんもロンドンに駐在してましたよね。そのときはどうやって英語を勉強してたんですか?

出口氏:43歳で初めてロンドンに赴任したのですが、行く前に会社から大手の英会話スクールに1か月通わせてもらいました。ただそれだけではまったく英語なんて話せません。行ってみたらちんぷんかんぷん(笑)。でも僕は当時、ヨーロッパの代表だったので、仕事で人には会わなくちゃいけない。そのとき自分で考えついたのは、相手の趣味を尋ねるということでした。たとえば文学好きな人で「シェイクスピアいいよね」と言ったら、僕はシェイクスピアの作品は全部読んでいるから、発音が悪くても細かい英語がわからなくても、たとえば主人公の名前などの固有名詞をつなげて話ができたんです。そうすると相手もそれが好きだから、すごく喜んでくれて。

大事なのは英語で自分のことを語れる“グローバル自分語り”



白川氏:趣味や興味でつながれるって、本質的なつながりになるんですよね。わかります。出口さんのその体験は、まさに「ネイティブ・マインド」が目指す世界です。

 MITのビジネススクールにいたころ、日本の一流大学を出て、一流企業に勤めて、TOEFLという英語のテストで高得点を取って、会社から派遣されてきた超エリートサラリーマンの友人が何人もいました。彼らがいうには、自分のことを語る会話になると、「俺って英語だと3歳児になった気分だ」っていうんです。彼らは知識としての英語はあるけれど、「英語の自分」っていうものがない。

出口氏:だからステップ2では、最初は赤ちゃんが言葉を覚えるように、自分の憧れや手本を真似して、ホンモノの英語を覚えていくんだけれど、最終的には他人のコピーじゃなくて、「自分は誰で、どんな理由で、どんな問題を解決したくて、世界をどう変えたいか」といった「グローバル自分語り」が大事だよっていうメッセージなんですよね。ここは僕、すごく心に刺さりました。自分が一番自分らしいと思うものを選んで、そこから入っていくってほんまに大事やね。

白川氏:日本では“What’s your name?” “Where are you from?”みたいな自己紹介を習うんだけど、実際に相手は肩書きとか国籍とか、ほとんど興味を示さないんですよ。それよりもまずは相手に面白いと思ってもらう、「共感」してもらうことのほうがずっと大事で。そんな「共感」を引き出す会話をするには、自分が大事にしている思いとか、今までの人生で自分が一番幸せだと感じた思い出とか、この世からなくなればいいのにと思うことって何?とか、自分の感情の喜怒哀楽について考えてみるといいです。英語でできればもちろんいいけど、ルー語でもOKです。こういうストーリーを相手に伝えるって、相手の印象に残るんですよね。

0.1秒で反応する力が英語で「書く」「話す」力を伸ばす



出口氏:確かに、相手が喜んでくれるから、僕も拙い英語で会話しながら、共通の興味でつながれる固有名詞を必死で探したもんです。そしてステップ3では、「ゼロコンマ1秒で反応せよ」ってあるよね。まさにポイントをついている。

白川氏:日本人はどうしても、ちゃんとした意見を言おうとするあまり、結局何も言えずに終わってしまうことが多いです。でも英語圏の大学やビジネスなどの世界では、自分の意見を素早く言わないといけません。ただこれは、慣れれば誰にでもできることなんです。

出口氏:「私の意見はこうです、理由は3つです、根拠はそれぞれこうです」っていうグローバル社会では当たり前の思考の枠組みですよね。それに対する反論の仕方なども、日本の教育では教えてもらってないもんね。これを英語でスピーディーにアウトプットすることができたら、世界中どこへいっても大丈夫って、僕も自分の本に書きたいくらいです(笑)。

白川氏:しかも、全然難しくないことなんですよね。平均的な高校生どころか、実は小中学生も、ゲーム感覚ですぐ鍛えられる感覚なんです。来年から英語の試験に導入される「書く」力と「話す」力も、実はこの「ゼロコンマ1秒で反応」する力を訓練しておけばなんてことないです。

「お!面白そう」とワクワクから入れば忘れない



出口氏:そしてステップ4。ここでは英語での学び方の作法を教えてくれる。先ほどのシェイクスピアの話も、僕がシェイクスピアに興味をもち、勉強していたおかげで、同じ興味をもった人と英語で繋がれたっていうことだけれど、「ネイティブ・マインド」でも「お!面白そう」と、自分の感情に正直になるところからスタートする。まさに学びの原点だよね。寧々さんは、別に新しい学び方を教えているわけではなく、これは古代アテネで行われていた勉強法の復古運動、つまりルネッサンスだといっていて、うまいこと言うなぁと。もう1回ルネッサンス来るんやでって書けばよかったのに(笑)。

白川氏:ルネッサンス良いですね!次からはそう言うことにします。学習者それぞれが自分の好奇心に合わせて「お!面白そう」と思ったものを学ぶことがとにかく大事ですよね。それを英語で好きな動画を視聴したり、授業を聞いたり、本を読んだりする。もう少し詳しくいうと、Input(取り入れて)→Digest(消化して)→Question(問いを立て)→Presentation(発表する・教える)というプロセスです。この学び方さえ身に付ければ、誰でも英語が身に付く、そして英語で学ぶことがどんどん楽しくなるってことが多くの実例としてわかっているので、このステップまで頑張ってほしいんです。

出口氏:今や、インターネットにさえつながっていれば、どんなすごい教授の授業でも、無料ですぐに聴けてしまう。学校の授業がつまらんと思えば、寧々さんが今いったプロセスで勉強したらええということです。どんな人でも、自分の興味があることから入れば、ワクワクするし、忘れないものです。だからこそ、「ネイティブ・マインド」はうまくいったんでしょうね。

英語は今よりもっと広い世界で活躍するための入り口



白川氏:ネイティブというコトバが入っているためにハードルが高く見えそうですが、逆なんです。「ネイティブ・マインド」は、けして難易度の高いものではありません。地方の中堅校だったり、定員割れだったりした高校にいた生徒たちにも大きなインパクトを与えてきました。海外の大学へ進学した子もたくさんいますし、その中には柳井奨学金(*)に選ばれた子も複数名います。私は過去4年間で、会社としては1万5,000人、個人でも何千人もの中高生、大学生たちに接してきて、「ふつう」の子なんてひとりもいないと確信しています。
* 柳井奨学金:ユニクロの柳井正会長が私財を投じ、アメリカのトップレベルの大学に進学する日本の高校生にかかる費用(年間7万ドルを上限に4年間で28万ドル)を支給する返済不要の奨学金

出口氏:ほんまにそうやと思いますね。日本の若者の自己肯定感は国際的に見ても恐ろしく低いけど、そもそも自分を他人と比べたらあかんのです。感情や人生体験、問題意識とか、どの子どもにも自分だけのストーリーがあって、そのときの英語力に関係なく、そこからグローバルリーダーの扉は開かれるっていうところはまさにそのとおりで、心から共感します。

白川氏:自分だけのストーリーから始めると、英語が受験目的じゃなくて、「いつか自分のストーリーを英語圏で語り、仲間を見つけるため」という強烈な目的意識に変わります。「自分の居場所は世界にある」と知れば、よくいわれる「内向き」なんか、1、2週間でなかったことになるんです。

 ステップ5には、4技能試験をはじめ、海外大に進学するためのTOEFLという英語の試験の攻略法をまとめていますが、その強い目的意識があれば、本当にみんな、世間ではエベレスト並みだと思われている壁の高さを、高尾山くらいの感覚で乗り越えていってしまいます。

出口氏:ステップ6には、実際に寧々さんたちが引き起こした奇跡について書いてあったよね。「ネイティブ・マインド」には、「世界は自分の知ってる範囲で終わっていない。だから英語という言葉を使って、世界を広げていこう」という明確なビジョンがある。英語を通じて世界が広がれば、自分はダメな人間だ、何もできないという呪縛からも自由になり、自分は間違っていないと胸を張って生きていける。そうして新しい未来を切り拓いていこうよ、と。未来の心配なんて何もないんだよ、って、僕が学生たちに伝えたいこととまさに同じです。

白川氏:英語は「勉強しなきゃ」と思うものじゃなくて、今よりもっと広い世界で自分の居場所を見つけ、活躍するための入り口です。私は、自分は平凡だと思っている人がユニークに輝ける、自由に生きるための「鍵」としての英語教育で、日本の若者たちのリミッターを外してきました。だからこそ、楽しさとホンモノを追求した英語習得法「ネイティブ・マインド」が、この本を通じてもっと日本中に広がっていってほしいと心から願っています。


「英語ネイティブ脳みそのつくりかた」発売記念トークイベント


 発売記念のトークイベント第1弾が姫路、第2弾が土佐にて開催される。対談のゲストは米国コーネル大学の研究者から転身し、人口約4,000人の中山間地、高知県土佐郡土佐町で、まったく新しい教育のデザインに取り組む瀬戸昌宣氏。

第1回 姫路
日時:2019年4月29日(月)13:30~15:30
場所:mocco coworking space 大会議室(兵庫県姫路市南町76)
参加費:2,000円(書籍+イベント参加費)※18才以下は無料(書籍購入は任意)
申込方法:facebookのイベントページで「参加予定」とするか、メールアドレス nenemiso.himeji@gmail.com 宛に「お名前」「所属」「連絡先」を記載のうえ申し込む。

第2回 土佐
日時:2019年4月30日(火)13:30~15:30
場所:あこ(高知県土佐郡土佐町田井1485)
参加費:2,000円(書籍+イベント参加費)※18才以下は無料(書籍購入は任意)
申込方法:facebookのイベントページで「参加予定」とするか、メールアドレス info@nposoma.org 宛に「お名前」「所属」「連絡先」を記載のうえ申し込む。

「英語ネイティブ脳みそのつくりかた」リセマム読者プレゼント実施中

(2019年5月14日まで)

英語ネイティブ脳みそのつくり方

発行:大和書房

<著者プロフィール:白川 寧々(しらかわ ねね)>
 タクトピア共同創業者・北米代表。華僑。日中英のトライリンガル。6歳で来日後、日本国籍取得。フェリス女学院中学・高校時代に独学で英語を学び、米国デューク大学に進学。卒業後、米国大手コンサルティングファーム勤務を経て、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA修了。在学中にMITの「創造しながら学ぶ」教育理念を英語学習に取り入れ、生来のオタク気質を存分に取り込んだ、実践的英語習得メソッド「Native Mind?」を開発、MITソーシャルインパクト財団より出資を受ける。2015年にタクトピア、2017年に「FutureHACK」を創設。グローバルキャリアと日中英の3か国語能力を生かして現在までに世界20か国、累計15,000人の学生に対してアントレプレナーシップ教育を行う。日本では箕面高校、聖光学院、洗足学園、立命館宇治高校、新潟国際情報高校など、全国の有名進学校から公立校まで幅広い学校とパートナーシップを組みながら生徒たちのマインドセットを変え、海外進学者を多数輩出。2018年には「教員をグローバルリーダーに。」というミッションのもとに「Hero Makers」を創設。同事業は経済産業省「未来の教室実証事業」に採択された。九州大学、立命館大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪府立大学のコンソーシアムのもとで行われたアントレプレナーシッププログラム(文部科学省 次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)採択)、東京都が運営する起業家支援施設Startup Hub Tokyo主催の起業家育成プログラムなどで、多数の起業家を輩出する。その他、CIC(ケンブリッジイノベーションセンター)、Asian Leadership Conference、YPO(Young President Organization)など、国外の若手エグゼクティブやイノベーターに向けての登壇も数多く行う。現在は「教育乱世」を提唱。著名起業家、教育者、宇宙飛行士などの日本内外のグローバルリーダーや、官公庁、全国各地の教員、企業人、大学生や高校生を巻き込みながら、教育の本質的なシフトを世界的に推し進めるための活動に取り組んでいる。

《加藤紀子》

加藤紀子

京都市出まれ。東京大学経済学部卒業。国際電信電話(現KDDI)に入社。その後、渡米。帰国後は中学受験、海外大学進学、経済産業省『未来の教室』など、教育分野を中心に様々なメディアで取材・執筆。初の自著『子育てベスト100』(ダイヤモンド社)は17万部のベストセラーに。現在はリセマムで編集長を務める。

+ 続きを読む

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集