IIBCが発表した「2018年TOEIC Listening&Reading Test(TOEIC L&R)受験者スコアと受験者が回答したアンケート結果」は、TOEIC Programを開発しているEducational Testing Service(ETS)がまとめたもの。
英語学習でもっとも重要視する英語の技能について、全体の23%が「リスニングとスピーキング」、21%が「4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)すべて」と答えている。
日常生活において英語を使用する割合はどのくらいかという質問では、全体の43%が「1~10%の割合」と回答。このように回答した受験者が多い国・地域は、46%の「マカオ」「日本」、43%の「香港」「マルティニーク」など。
TOEIC L&Rの受験経験を尋ねると、全体の71%は受験経験があり、40%は「3回以上」受験していた。国・地域別で受験経験の割合が低いのは、「インド」8%、「カナダ」10%。割合が高いのは、「日本」77%、「韓国」77%となっている。
国別平均スコアでもっとも高かったのは、「カナダ」871点。ついで「チェコ共和国」812点、「ドイツ」798点、「レバノン」786点など。「日本」の平均スコアは520点だった。地域別の平均スコアは、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北米(メキシコを含む)、アジアの順に高いという。
IIBCのWebサイトでは、詳細なレポートを公開。リスニング・リーディングセクション別の平均スコアや属性別の平均スコアを掲載している。