2019夏のトレンド、液体ミルク・リュック型水鉄砲…いこーよ調べ

　国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、年代別に子育て層の2019年夏のトレンドをランキング付けしたレポートを発表。「液体ミルク」や「リュック型水鉄砲」「露出を抑えたスクール水着」「子ども向け実用書」が各部門の1位に選ばれた。

生活・健康未就学児

2019.7.19 Fri 19:15

　国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、年代別に子育て層の2019年夏のトレンドをランキング付けしたレポートを発表。「液体ミルク」や「リュック型水鉄砲」「露出を抑えたスクール水着」「子ども向け実用書」が各部門の1位に選ばれた。

　「いこーよ2019年夏のトレンド」は、親子で一緒に過ごす時間が増える夏休みシーズンを前に、この夏のヒットと言えそうなものを「いこーよ」のスタッフが独自にランキング付けしたもの。12歳以下の子どもとその保護者を対象にしており、「ベビー（0～2歳）部門」「キッズ（3～6歳）部門」「ジュニア（7～12歳）部門」「保護者部門」の4部門でトレンドをまとめている。

　ベビー（0～2歳）部門の1位は、3月に国産商品の販売が始まった「液体ミルク」。常温保存ができ調乳の手間も省けるため、夏のお出かけはもちろん、深夜の授乳時や災害時の備蓄用としても注目を集めている。2位は「令和ベビー＆ファミリー」。昭和・平成・令和の各元号がそろう「3元号家族」や、平成元年＆令和元年同士の「元年親子」などの家族が話題になっている。3位は、宝石のような形をしたシリコンビーズやビーズ使ったかわいらしい「歯固めジュエリー」。抱っこ紐の腰回りに椅子のような台座が付いた「ヒップシート」が4位にランクインした。

　キッズ（3～6歳）部門の1位は、3COINSやダイソーで販売され人気に火が付いた「リュック型水鉄砲」。夏の水遊びの定番グッズとなりつつある。2位は、「うまれて！ウーモ」や「L.O.L. サプライズ！」に代表される「サプライズトイ」。3位には、タピオカの次なるトレンドとして注目されている「レモネード」がランクインした。4位は「流しそうめん機」、5位は「進化系かき氷」と、夏ならではの食べ物がピックアップされた。

　小学生を対象としたジュニア（7～12歳）部門の1位は「露出を抑えたスクール水着」。男女ともに肌の露出を抑えたデザインが人気を集めているという。2位は、シリーズ累計870万部を突破した「科学漫画サバイバル」シリーズがクイズになった書籍「5分間のサバイバル」。1日5分間1テーマで無理なく科学の知識が身に付くとして、夏休みの日課に適した内容だ。3位は、スマホをかざすだけで水族館と動物園にいるほとんどの生き物がわかるAI図鑑アプリ「リンネレンズ」。

　また、12歳以下の子どもをもつ保護者部門の1位は、子どもに社会を生き抜く力を身に付けてもらうための「子ども向け実用書」。社会に出ていく心得などを書いた「メシが食える大人になる！よのなかルールブック」や、「学校では教えてくれない大切なことシリーズ」などが人気だという。3位には「日傘パパ」、4位にはワーク（仕事）とバケーション（休暇）を組み合わせた新しい働き方「ワーケーション」、5位には「親子企業、子ども起業」がランクイン。保護者自身や子どもの将来の仕事といった「働く」ことへの関心の高さが感じられるランキングとなった。

◆いこーよ2019年夏のトレンド
【ベビー（0～2歳）部門】
1位：液体ミルク
2位：令和ベビー＆ファミリー
3位：歯固めジュエリー
4位：ヒップシート
5位：進化系ハンディファン

【キッズ（3～6歳）部門】
1位：リュック型水鉄砲
2位：サプライズトイ
3位：レモネード
4位：流しそうめん機
5位：進化系かき氷

【ジュニア（7～12歳）部門】
1位：露出を抑えたスクール水着
2位：5分間のサバイバル
3位：リンネレンズ
4位：SUP（サップ）
5位：Switch冷却ファン

【保護者部門】
1位：子ども向け実用書
2位：親子スクラッチアート
3位：日傘パパ
4位：ワーケーション
5位：親子企業、子ども起業