内田洋行、プログラミング動画教材を全国の学校へ無償配信

 内田洋行は2019年9月2日、教育コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」において茨城県教育委員会から受託開発した動画教材「はじめてのプログラミング」の無償配信を開始した。より円滑なプログラミング教育の導入を支援する。

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先生と児童の対話形式の構成で、わかりやすく親しみやすい
先生と児童の対話形式の構成で、わかりやすく親しみやすい 全 4 枚 拡大写真
 内田洋行は2019年9月2日、教育コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」において茨城県教育委員会から受託開発した動画教材「はじめてのプログラミング」の無償配信を開始した。より円滑なプログラミング教育の導入を支援する。

 2020年度の学習指導要領改訂では、論理的思考力を身に付けるための学習活動の1つとして「プログラミング教育」が全国の小学校で導入される。全国の学校、教職員は「プログラミング教育」への関心、その授業方法の考案、検討が急務となっているが、それを補う教材開発は不十分な状況にあるという。

 このような現状を受け、内田洋行では茨城県教育委員会からの委託でプログラミング教育の動画教材「はじめてのプログラミング」を開発。茨城県内のおもに小学5年生の児童が2019年4月より、総合的な学習の時間においてプログラミング体験する際に視聴し、プログラミングの考え方や「Scratch(スクラッチ)2.0」でのプログラムの作り方などを学んでいる。

 動画は先生と児童による対話形式の構成で、わかりやすく親しみやすい。授業では、プロジェクターや電子黒板に「はじめてプログラミング」を投影して教員が説明したり、児童生徒がタブレット端末で個別に視聴したりと、さまざまな使い方ができる。

 内田洋行は、教育コンテンツ配信サービス「EduMall」通じて動画教材「はじめてのプログラミング」の無償配信を開始した。これにより、新学習指導要領完全実施に向けて「EduMall」を利用している学校へのサービス向上を図り、さらなる「EduMall」の利用拡大と付加価値向上を進めていくとしている。

《外岡紘代》

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