グッドデザイン賞2019、ベスト100に「地方創生カードゲーム&書籍」

 日本デザイン振興会は2019年10月2日、グッドデザイン賞の2019年度受賞結果を発表した。過去最多の全1,420件の受賞が決定。グッドデザイン・ベスト100にカードゲーム&書籍「SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方」が選ばれた。

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SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方
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 日本デザイン振興会は2019年10月2日、グッドデザイン賞の2019年度受賞結果を発表した。過去最多の全1,420件の受賞が決定。特に優れたデザインとして位置づけられる「グッドデザイン・ベスト100」にカードゲーム&書籍「SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方」が選ばれた。

 2019年度グッドデザイン賞は、1957年に創設されたデザイン評価・推奨の仕組み。これまでの受賞件数は4万8,000件以上にのぼり、受賞のシンボルマーク「Gマーク」とともに広く親しまれている。

 2019年度は、4月3日に応募受付を開始し、4,772件の応募を対象に審査を実施した結果、過去最多の1,420件の受賞が決定した。子ども向けでは、戸田デザイン研究室の「あいうえおえほん」、シンクが展開するスポーツを通じて楽しく学ぶ防災学習プログラム「防災スポーツ」、武田林業の木育×プログラミング教育「MOCKUPプログラミング教室」、a.schoolのアウトプット型・探究学習プログラム「なりきりラボ」「おしごと算数」、アイデスが手がける子どもの成長を引き出す三輪車「ディーバイク ダックス」などが受賞した。

 独自性、提案性、審美性、完成度などの面において、特に優れたデザインとして位置づけられる「グッドデザイン・ベスト100」には、イシュープラスデザインとプロジェクトデザインによるカードゲーム&書籍「SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方」が受賞。自分ごと化しづらいSDGsと地方創生の本質をカードゲーム(体験)と書籍(知識)に集約した点が評価された。

 特別賞にあたる「グッドデザイン大賞」「グッドデザイン金賞」「グッドフォーカス賞」は、今回発表の「グッドデザイン・ベスト100」の中から審査を経て、10月31日に発表予定。

《工藤めぐみ》

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